名字からも明々白々であるように、ロバート・ケネディの孫であるコナー・ケネディ。今回の逮捕、よくあるおぼっちゃまのドラッグやスピード違反などでの逮捕ではなく、1892年に設立されたアメリカに本拠を置く自然保護団体シエラクラブが主催した、カナダとテキサス州を結ぶオイルサンドを運ぶためのパイプライン、「キーストーンXL」の建設計画に反対する抗議活動をホワイトハウスの正門前で行ったための公務執行妨害による逮捕。
逮捕者のなかには父親ロバート・ケネディ・Jrと、女優で過去こういった過激な環境保護活動で度々逮捕を受けているダリル・ハンナも含まれている。
 
ちなみにこのダリル・ハンナ、過去にジョン・F・ケネディ・Jrと浮名を流したことでも有名。
 
警官は立ち行った抗議者を即座に逮捕。48名にのぼった連行者は100ドル（約9300円）の保釈金を支払い即日釈放。
 
ケネディ家の御曹司がもっと恥ずかしい理由で警察のお世話になったことは過去あるけれど、このようなケースはむしろ将来の道への布石？
 
前妻との間にふたり、コナーを含め、再婚したメアリー・リチャードソンとの子である4人、合計6人の父親であるロバート・ケネディ・Jr。コナーの母親であるメアリー・リチャードソンは2010年にロバートと離婚した後、2012年に首つりが原因と思われる窒息でこの世を去っている。
 
コナー・ケネディはアイルランドからアメリカに移住してきた“アメリカの王室”ケネディ家の「第4世代」にあたる。