わずか72日間で終わりを迎えたキム・カーダシアンとクリス・ハンフリーの結婚生活。「まだ別れてなかったの？　え、じゃあカニエとの関係は不倫!?」と節操のなさを非難する声も湧き出てくることなどはさておいて、まだ離婚が正式には成立していないなか、こんな恥ずかしい交渉が表ざたになってしまった。
 
「1000万ドル（約9億円）払うから離婚して」
 
このすったもんだ、実はクリスは別れたくないわけではなく、その正反対で「婚姻自体を無効にしてほしい」と裁判所に申し立てているから。彼のほうの意見としては、だまされて結婚したから、教会でもう一度きちんとした結婚式を（今後“再婚”することになった場合）するためにも、婚姻自体をなかったことにしたいそう。
 
キムとしてはそんなことになってしまったら、自分がだまして結婚したという事実を認めることになり、それに応じられないのは当然。私生活を売り物にしてなんとなくセレブの仲間入りを果たすことができた（気がしている）彼女には、当然の報いかも？
 
だったら、カニエさんと付き合う前にしっかりカタをつけていればよかったのに……と考えてしまうのが人の子。裁判所に訴えるくらい頭にきているクリスの眼前で、「ほかの人と付き合ってま～す。だからまあ事実上の破綻ってことで諦めて」とほのめかすようなマネをすれば、こじれるのは当然。同情の余地なし？