スティーブン・スピルバーグ監督作『リンカーン』が作品賞、主演男優賞、助演女優賞、監督賞を含む7部門でノミネート。ベン・アフレックがメガホンを取った『アルゴ』、クエンティン・タランティーノ監督の『ジャンゴ 繋がれざる者』がそれぞれ5部門を占めた。それを追うのが4部門でノミネートされた『レ・ミゼラブル』『世界にひとつのプレイブック』『ゼロ・ダーク・サーティ』の3作品となる。
 
長年にわたって映画界に貢献した人物に贈られるセシル・B・デミル賞はジョディ・フォスターに贈られた。また、以前お伝えした通り、クリント・イーストウッドの娘、フランチェスカ・イーストウッドが、フランセス・フィッシャーとともに「ミス・ゴールデングローブ」として授賞式に出席する。授賞式中継放送の司会はティナ・フェイとエイミー・ポーラーが務める。
 
映画部門の主な候補は以下の通り。
 
■作品賞(ドラマ部門)
『リンカーン』
『ゼロ・ダーク・サーティ』
『アルゴ』
『ライフ・オブ・パイ／トラと漂流した227日』
『ジャンゴ 繋がれざる者』
 
■作品賞(コメディ・ミュージカル部門)
『レ・ミゼラブル』
『世界にひとつのプレイブック』
『ムーンライズ・キングダム』
『砂漠でサーモン・フィッシング』
『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』
 
■男優賞(ドラマ部門)
ダニエル・デイ＝ルイス　『リンカーン』
ホアキン・フェニックス　『ザ・マスター』
デンゼル・ワシントン　『フライト』
リチャード・ギア　『Arbitrage（原題）』
ジョン・ホークス　『The Sessions（原題） 』
 
■男優賞(コメディ・ミュージカル部門)
ブラッドレイ・クーパー　『世界にひとつのプレイブック』
ヒュー・ジャックマン　『レ・ミゼラブル』
ジャック・ブラック　『Bernie（原題）』
ユアン・マクレガー　『砂漠でサーモン・フィッシング』
ビル・マーレイ　『Hyde Park on the Hudson（原題)』
 
■女優賞(ドラマ部門)
ジェシカ・チャステイン　『ゼロ・ダーク・サーティ』
レイチェル・ワイズ　『The Deep Blue Sea（原題）』
マリオン・コティヤール　『君と歩く世界』
ナオミ・ワッツ　『The Impossible（原題）』
ヘレン・ミレン　『ヒッチコック』
 
■女優賞(コメディ・ミュージカル部門)
エミリー・ブラント　『砂漠でサーモン・フィッシング』
ジェニファー・ローレンス　『世界にひとつのプレイブック』
ジュディ・デンチ　『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』
メリル・ストリープ　『Hope Springs（原題）』
マギー・スミス　『カルテット！人生のオペラハウス』
 
■助演男優賞
レオナルド・ディカプリオ　『ジャンゴ 繋がれざる者』
アラン・アーキン　『アルゴ』
フィリップ・シーモア・ホフマン　『ザ・マスター』
トミー・リー・ジョーンズ　『リンカーン』
クリストフ・ヴァルツ　『ジャンゴ 繋がれざる者』
 
■助演女優賞
サリー・フィールド　『リンカーン』
アン・ハサウェイ　『レ・ミゼラブル』
ヘレン・ハント　『The Sessions（原題）』
ニコール・キッドマン　『The Paperboy（原題）』
エイミー・アダムス　『ザ・マスター』
 
■監督賞
ベン・アフレック　『アルゴ』
キャスリン・ビグロー　『ゼロ・ダーク・サーティ』
アン・リー　『ライフ・オブ・パイ／トラと漂流した227日』
スティーブン・スピルバーグ　『リンカーン』
クエンティン・タランティーノ　『ジャンゴ 繋がれざる者』
 
授賞式は来年の現地時間1月13日に行われる。その2日後の1月15日がいよいよアカデミー賞のノミネート発表。
 
さあ、盛り上がって参りました。予習のため、さっそく映画館へGo！です。