海外セレブゴシップ 2013/2/13(水)
海外セレブゴシップ

ブラッドレイ・クーパーとショーン・ペン、その意外な接点とは!?

今や押しも押されぬビッグスターとなったブラッドレイ・クーパーにも、役者を目指す一若者だった下積み時代があったことが意外なところで明らかになった。

ブラッドレイ・クーパー(Bradley Cooper) photo : John Farrell / (C)A.M.P.A.S.

それは1994年から放送が開始され、現在も放映中の人気トーク番組「アクターズ・スタジオ・インタビュー」(日本でも再放送がNHKにてたびたび放映される)。エリア・カザンらによって設立され、後にリー・ストラスバーグに引き継がれ、ジェームズ・ディーンやマーロン・ブランド、ポール・ニューマンといった数々の名優たちが、メソッド演技法などで有名な授業で演技を磨いたアクターズ・スタジオ。
 
その主要メンバーのひとりで現在ニューヨークの大学でそのノウハウを教えるジェームズ・リプトンが、演技や演出を学ぶ学生たちの前で、第一線で活躍中の映画人にインタビューする名物番組。主に俳優・映画監督らをゲストに招き、同校の学生を前に、インタビューに答えた後、番組終盤に毎回決まった10の質問に応え、リプトンが去った後、ステージ上から会場の学生からの質問に答えるという形式は放映開始当時から変わっていない。
 
実はこの「アクターズ・スタジオ・インタビュー」の1999年に行われたショーン・ペンを招いた回で、ショーン・ペンにブラッドレイ・クーパーが質問していたという事実が判明した。当時24歳のブラッドレイはこのアクターズ・スタジオがニュー・スクールと共同設立していたアクターズ・スタジオ・ドラマ・スクールの学生だった。
 
「ショーン・ペンさん、こんにちは。僕はドラマ・スクールの2年生の俳優でブラッドレイ・クーパーです。あなたが演じた映画『キャスティング・ディレクター』のエディ役に対するアプローチに関して質問あります。過去、このような役のご経験はありませんよね? どのようにこの役を作り上げたのですか?」と質問。その質問に意外にもショーン・ペンは非常に丁寧に2分近くもの時間をかけて回答している。
 
この番組で質問をした学生は過去無数にいたわけだが、俳優の回答した内容を実践して、実際に俳優になった学生はどれほどいたのか知りたいところ。
 
この質問から実に12年後、ブラッドレイはオスカーノミネート俳優に成長した。ブラッドレイ・クーパーとショーン・ペン。ふたりがスクリーンで共演する日が待ち遠しい。

text : Ryoko Tsukada

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