新人でイケメン過ぎるブロンドボーイ、ハンター・ヘイズは弱冠21才。アメリカの“演歌”ともいわれるカントリーミュージックの新星。デビューシングル「ストーム・ワーニング」で2011年にデビューすると早速グラミー賞にノミネート。しかしこの人、ポっと出ではない。4才の頃から活動していて、20万人級のコンサートにも登場。それだけでなく、アコーディオンからピアノからマンドリンからドラムまでありとあらゆる楽器を自分で演奏してしまうという強者。デビュー1年ちょっとでノミネートされたけれど、芸歴18年といわれれば納得できる。見た目も168㎝で金髪というキュートなルックスでアイドル並み。一部にはたまらないルックス。
 
もうひとりは、ルイジアナ出身の歌手フランク・オーシャン25歳。ビヨンセやジェイ・Zに愛されると、2012年に『チャンネル・オレンジ』をリリース。すると収録曲「シンキン・バウト・ユー」があまりにゲイっぽいとニュースに。そうしたら、すんなりとカムアウト。いまだにマチズモが跋扈するブラックミュージック界の新星が、同性愛者だと告白したことで、ヒップホップ界は大騒ぎ。もうヒップホップの世界がひっくり返るほどの存在となって、将来が期待されている。その表れか、Best New Artist部門だけでなく、Record Of The Year、Album Of The Yearにもノミネートとなった。
 
今回のグラミーは、この異色イケメンふたりの行方に注目するしかないかも！
 
主要賞のノミニーはこちら
 
◆Record Of The Year◆
ザ・ブラック・キーズ 「Lonely Boy」
ケリー・クラークソン   「Stronger (What Doesn't Kill You)」
ファン.feat.ジャネール・モネイ 「伝説のヤングマン ～ウィー・アー・ヤング～」
ゴティエ feat. キンブラ 「サムバディ・ザット・アイ・ユースト・トゥ・ノウ ～失恋サムバディ」
フランク・オーシャン 「シンキン・バウト・ユー」
テイラー・スウィフト 「私たちは絶対に絶対にヨリを戻したりしない」
 
◆ Best Pop Solo Performance◆
アデル 「Set Fire To The Rain [Live]」
ケリー・クラークソン  「Stronger (What Doesn't Kill You)」
カーリー・レイ・ジェプセン 「コール・ミー・メイビー」
ケイティ・ペリー 「ワイド・アウェイク」
リアーナ 「ホエア・ハブ・ユー・ビーン」
 
◆Album Of The Year◆
ザ・ブラック・キーズ 『EL CAMINO / エル・カミーノ』
ファン. 『サム・ナイツ』
マムフォード・アンド・サンズ 『バベル』
フランク・オーシャン 『チャンネル・オレンジ』
ジャック・ホワイト 『Blunderbuss』
 
◆Song Of The Year◆
エド・シーラン 「The A Team～飛べない天使たち～」
ミゲル 「アドーン」
カーリー・レイ・ジェプセン 「コール・ミー・メイビー」
ケリー・クラークソン 「Stronger (What Doesn't Kill You)」
ファン.feat.ジャネール・モネイ 「We Are Young」 
 
◆Best New Artist◆
アラバマ シェイクス
ファン. 『Some Nights』
ハンター・ヘイズ
ザ・ルミニアーズ
フランク・オーシャン