左から 柑橘類のフルーティな香りに、ピオニーやローズ、ジャスミンが優しく香りたつ。ラストノートのホワイトムスクの優雅さは、まさに究極のエレガンス。 ミス ディオール ブルーミング ブーケ 50ml ¥9,000/パルファン・クリスチャンディオール tel. 03-3239-0618
 
ローズウォーターを贅沢に配合した清らかな香りが、無垢な女性像を体現。夏らしいシトラスの香りも涼やか。シフォンのような軽やかさがやみつきに。 ロー ド クロエ オードトワレ 100ml ¥13,000/コティ・プレステージ・ジャパン tel. 03-5413-1062
 
みずみずしく甘いフローラル シトラスの香りに、ムスクやシダーウッドが個性をかき立てる。春のドレスをまとったような、美しくエレガントな香り。 ランバン ミー ロー オードトワレ 50ml ¥7,600/ブルーベル・ジャパン香水・化粧品事業本部 tel. 03-5413-1070

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あの香りの“水(オー)”で、軽やかにフェミニンに

日本では“みだしなみ”や“おしゃれ”の意味合いが強いフレグランス。だけど欧米では、その人の本質を表すアイデンティティに近い存在。服を着てメイクをしてから最後につけるのではなく、裸に近い状態のときにつけるのが正解! その方が、それぞれの個性やソウル(魂)とマッチし、より深い魅力をともなって香りたつ。ただ、欧米と比べ湿度の高い日本の初夏は、香りが重くこもったように感じられがち。名香である「ミス ディオール」をベースに、アジア女性をイメージしてつくった“ミス ディオール ブルーミング ブーケ”や、ローズウォーターを22%も含有した“ロー ド クロエ オードトワレ”、あるいは繊細でセンシュアルなフローラル系の“ランバン ミー ロー”のように、女らしさのなかにみずみずしさのある香りがおすすめ。軽やかな甘さが今っぽい。

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photo:Chifuyu Aizawa(Q’s)

  • 倉田真由美/美容ジャーナリスト
    女性誌編集部、編集プロダクションを経て、1987年よりフリーランスに。現在は『エル・ジャポ ン』『フィガロ・ジャポン』『美的』『エクラ』『クロワッサン』をはじめとする女性誌の美容ページや、新聞のコラム執筆、美容にまつわるトークショーな ど、幅広い分野で活躍中。近書に、『しあわせ美人のつくりかた』(ぶんか社刊)がある。

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