「エル・オンライン」ビューティ&ウェルネスチーフ HIROMI
ポーチの常連は細身リップ
Q1. 必携しているお気に入りアイテムは?
青汁の粉末に消化酵素、ペパリーゼのタブレットに綿棒、つまようじ、マウスウォッシュ、アロマタオルにアロマオイル……。ほ、ほとんどメイク道具なんて入っていない私のポーチ。タッチアップをしないのでコンパクトもなし(崩れないから、という言い訳は通用しない)という美容エディターにあるまじきていたらく。しかし「美容班なんですから何かコスメを披露してください」と本企画担当エディターSに苦言を呈され、おおさすがにリップは携帯していた、と出したのがこちら。ポーチのなかにスマートに収まる、スラリと細身のリップたち。髪色をウルトラライトなブラウンにしてから、赤リップをセレクトするようになり、しかも断然マットな質感が好み。柔らかなマット感をたたえた「NARS」の“ピュアマット リップスティック”はまさにツボ。なかでも#3514はてらいなくつけることのできる“くすみレッド”で、ひと塗りにしてモードなニュアンスがアップ。「ADDICTION」の“リップクレヨン”は、繰り出し式の使いやすいペンシルタイプながら、秀逸な発色。レッドランタンやサフランといったカラーなら、スパイスの効いた赤リップが楽しめる。驚くことにセンチフォリアバラ花エキスを配合、オサレなだけでなく必要な潤いもちゃんとキープ。フォルム重視のセレクトだけど、このパフォーマンスの高さ。我ながら目利きだと思うのだが。