心得2：「顔には全身のサインが出る」と知るべし

「お顔は生き方すべてを正直に映し出す鏡です」と舘山信子さんが語るとおり、心得1に続き、ミランダ肌へのトレーニングとして実践したいのが、顔のサインと向き合うことだという。 
 
「体や心と合わせて肌をみてあげることが大切です。首から上のお手入れに精を出しても、本当のミランダ肌にはなれません。睡眠や食事はもちろん、メンタルも肌の質感や表情に大きな影響を与える要素なんです。お尻にサインが出ても自分では見えませんから、『顔にサインが出てくれてありがとう』、と思うと気持ち的にもラクですよね」とのコメント。 
 
ひたすら頑張りすぎている女性は、触れると皮膚がかたく、ザラつきやゴワつきがちでこわばっていることも多いという。さらに、額の色だけくすんでいることもあるとか。「不規則な生活で無理をしていたら、週末こそ少し休息を取ってあげたり、お気に入りの香りを選んだり、自分をいたわる時間を少しだけ意識してみてください。セルフケアでおすすめなのは、深呼吸しながらひとつひとつのスキンケアを丁寧に行うこと。洗顔も保湿もそうするだけで、顔の表情筋が柔らかくほぐれ出しますし、スキンケアの効果実感がUPします！　満たされた時間がいきいきとしたミランダさんのような美肌を育み、それが自信にもつながっていくんです」（「美肌室 ソラ」店主・舘山信子さん） 
 
思えば、いつも笑顔が素敵なミランダ・カー。『エル・ジャポン』（2012年10月号）でのインタビューでも、美の哲学についてこうコメントをしている。 
「私の美の哲学は、見た目が美しいというだけでなく、素晴らしい感情や人生を楽しむことで満たされている心から始まるものだと思うの」（ミランダ・カー）