春を呼ぶピンクリップつけこなし術

ブロガー片岡智美さんの「マイ ピンクメイク 2014春」

春のモードに合わせて、ピンクを使ったメイクにトライしてみない? エル・ブロガーの片岡智美さんが「トム フォード ビューティ」のスプリングコレクションから、ピンクのルックに挑戦。

“グラムなクチュールピンク”をデイリーメイクのアクセントに  

マシュー タイラーはリップの色をチェンジして、片岡さんの印象がガラリと変わるもうひとつのメイクパターンを提案。“リップ カラー シアー 08”は、フューシャを帯びた輝きと深みのあるホットピンク。これは「トム フォード」の2014春夏コレクションのランウェイでも見られた、巧みなクチュールの技で幾何学模様を配したミニドレスにインスパイアされた色。口元だけでなく顔周りがパっと華やいでグラマラスな大人ムードに。

ここでは、さらに淡めのリキッドルージュとホワイトパールの透明グロスを重ねて、ツヤと輝きと立体感をプラス。深みのあるセクシーリップに。

濃いめリップはセンター⇒外側⇒アウトラインの順で
それではこのリップカラーのつけ方をマスター。濃いめの色をリップにのせる場合、ペールトーンのときに比べてややテクニックが必要。色ムラができたり、逆にベタッと塗って妙にフラットになったり、オーバーリップな“唇オバケ”に化けた経験のある人もいるのでは?
 
【⇒CHECK! GLAM LIP TIP】
そこで“濃いめリップ”のつけこなし術をマシューが指南! 
これくらい強い色は、リップブラシを使って丁寧につけるのが、いかなる場合でもエレガントメイクを目指す「トム フォード ビューティ」としての基本中の基本。さらにポイントは色をのせる場所と順序。いきなり輪郭をとるのではなく、1.まず下唇のセンターからタッピングするようポンポンと色をのせ、2.  だんだん外側に広げるように少しずつ色をつけていく。3.  輪郭を残して8割がた塗ったら、同じように上唇を8割がた仕上げる。4.最後に、リップラインを整えるように輪郭を描いてフィニッシュ。“ラインをとる”つもりで輪郭を引くと、ついオーバーリップになりがち。塗ってある部分と輪郭を自然になじませる程度に。こうすれば、塗りムラもなく、唇全体にナチュラルに色をのせることができる!

目元に深みを加えてグラム度アップ
リッ プがぐっと華やかになったので、目元に少し深みを加えて、グラムメイクへとバージョンアップ。4色のアイパレットのなかから、1.マットなプラムをもう一度重ねて、よりセンシュアルな眼差しに。さらに、2.パーリィなアイボリーを眉下にふわっとのせてハイライトをプラス。チークにもロージィなピンクをオンすれば、 立体感も加わって、自信に満ちあふれる春の顔がコンプリート!
  
「華やかな雰囲気が出て、パーティーやイベントのときにも活用できそうです。自分ではあまり使わないビビッドなリップカラーは、つけてもらうととても新鮮に感じました」と片岡さん。ピンクメイクをマスターして、メイクの幅もぐっと広がりそう!

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photo : Yoko Yamashita   make-up : Matthew Tyler

  • 【スイートピンク メイク に使用したのは……】
    左から チーク カラー 02 フランティック ピンク ¥7,350、ウルトラ シャイン リップ グロス 06 シュガー ピンク ¥5,040、リップ カラー シアー 04 サマー フリング ¥6,300(限定品)
    [このメイクにおすすめのネイル&フレグランス]
    ネイル ラッカー 05 ピンク クラッシュ ¥3,885 トム フォード プライベート ブレンド コレクション サンタル ブラッシュ オード パルファム スプレィ 50ml ¥26,250

    【クチュールピンク メイク に使用したのは……】
    左から チーク カラー 06 ウィキッド ¥7,350、リップ カラー シアー 08 インコリジブル ¥6,300(限定品) 手前から リップ ラッカー 全1色 ¥3,885、ウルトラ シャイン リップ グロス 03 サハラ ピンク ¥5,040
    [このメイクにおすすめのネイル&フレグランス]
    ネイル ラッカー 07 フィーバー ピンク ¥3,885、トム フォード プライベート ブレンド コレクション ジャスミン ルージュ オード パルファム スプレィ 50ml ¥26,250
        
    以上 トム フォード ビューティ tel.03-5251-3541

  • ■片岡 智美(左)
    Tomomi Kataoka/エル・ブロガー。青山のヘアサロン「CLARICA&STRAMA」のスタッフとしてサロンワークをはじめ、ショーやセミナーなどの現場で活躍中。エル・オンラインでは、そのこなれたファッションセンスから、ファッションページやスナップの常連でもある。
    ブログ⇒「C & S」ガール、片岡智美の日記 http://blogs.elle.co.jp/strama_kataoka/ 
      
    ■マシュー タイラー(右)
    Matthew Tyler/「トム フォード ビューティ」インターナショナル エデュケーション ディレクター。ブランドの美学と哲学を啓蒙すべく、世界を飛び回りメイクの現場やメディアに登場。

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