春を呼ぶピンクリップつけこなし術

ブロガー片岡智美さんの「マイ ピンクメイク 2014春」

春のモードに合わせて、ピンクを使ったメイクにトライしてみない? エル・ブロガーの片岡智美さんが「トム フォード ビューティ」のスプリングコレクションから、ピンクのルックに挑戦。

photo : Yoko Yamashita  

この春、メイクトレンドで注目の色といえばピンク。でも、ハードルが高そうな印象のあるピンクをどのように取り入れたらいいのかわからないという声もちらほら……。それならプロにASK! スプリング カラー コレクションを携えて来日した「トム フォード ビューティ」インターナショナル エデュケーション ディレクターのマシュー タイラーが、エル・ブロガーの片岡智美さんをモデルに2種類のピンクリップを使ったメイクを披露。

ベースメイク編

ヘアスタイリストとして多忙な毎日を送る片岡智美さん。普段は、アイラインにフォーカスした目元中心のメイクで、カラーは使わないことが多いそう。けれどトレンドのピンクメイクには興味津々。ファッション同様、グラマラスでラグジュアリーなイメージの「トム フォード ビューティ」のメイクを体験できるとあって、その仕上がりに期待が高まる。
  
マシューは手早くベースメイクを施したあとに、ピンクのニュアンスが映えるようにパーツを整えていく。ポイントメイク前の重要なプロセスを公開!

シェイド アンド イルミネイト 全1色 ¥8,400/トム フォード ビューティ

シェーディングがポイント
ともすると、顔全体の印象がぼんやりしがちなピンクメイク。肌に陰影をつけてメリハリを強調するシェーディングはとびきり丁寧に行うのが、「トム フォード ビューティ」の流儀。ブラウン系シェードカラーを、1.こめかみ 2.頬骨 3.鼻筋の横 4.あごの横のフェースライン の4カ所にオン。肌に馴染ませてきれいにぼかしたあとに、白のハイライトで繊細な輝きをプラス。

アイ カラー クォード 13 オーキッド ヘイズ ¥8,400/トム フォード ビューティ

アイカラーはニュアンスをオン
リップがピンクなら目元は色をのせるのではなくテクスチャーで、ピンクを際立たせるニュアンスカラーを加えたいところ。マットやシマー、サテンといった4つの質感が組み合わされたアイパレットから、まず 1.  華やかさを与えるアイボリーパール をブラシにとって眉下全体に伸ばす。次に 2.微細な輝きを放つベージュ をアイホール全体に。そして 3.モーブを帯びたマットなプラムをオン。
   
【⇒CHECK! EYE COLOR TIP】
ダークな色をアイカラーとして使うときは、始めにまぶたの際に色をおいて、そこからブラシを上方向に向かって動かしていく。こうすることでアイライン効果もありながら、色をきれいにぼかすことができ、簡単にスモーキーアイをつくることができる。
   
【NEXT】ベースメイクが完成したら、いよいよピンクリップのメイクにチャレンジ!

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photo : Yoko Yamashita   make-up : Matthew Tyler

  • 【スイートピンク メイク に使用したのは……】
    左から チーク カラー 02 フランティック ピンク ¥7,350、ウルトラ シャイン リップ グロス 06 シュガー ピンク ¥5,040、リップ カラー シアー 04 サマー フリング ¥6,300(限定品)
    [このメイクにおすすめのネイル&フレグランス]
    ネイル ラッカー 05 ピンク クラッシュ ¥3,885 トム フォード プライベート ブレンド コレクション サンタル ブラッシュ オード パルファム スプレィ 50ml ¥26,250

    【クチュールピンク メイク に使用したのは……】
    左から チーク カラー 06 ウィキッド ¥7,350、リップ カラー シアー 08 インコリジブル ¥6,300(限定品) 手前から リップ ラッカー 全1色 ¥3,885、ウルトラ シャイン リップ グロス 03 サハラ ピンク ¥5,040
    [このメイクにおすすめのネイル&フレグランス]
    ネイル ラッカー 07 フィーバー ピンク ¥3,885、トム フォード プライベート ブレンド コレクション ジャスミン ルージュ オード パルファム スプレィ 50ml ¥26,250
        
    以上 トム フォード ビューティ tel.03-5251-3541

  • ■片岡 智美(左)
    Tomomi Kataoka/エル・ブロガー。青山のヘアサロン「CLARICA&STRAMA」のスタッフとしてサロンワークをはじめ、ショーやセミナーなどの現場で活躍中。エル・オンラインでは、そのこなれたファッションセンスから、ファッションページやスナップの常連でもある。
    ブログ⇒「C & S」ガール、片岡智美の日記 http://blogs.elle.co.jp/strama_kataoka/ 
      
    ■マシュー タイラー(右)
    Matthew Tyler/「トム フォード ビューティ」インターナショナル エデュケーション ディレクター。ブランドの美学と哲学を啓蒙すべく、世界を飛び回りメイクの現場やメディアに登場。

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