難易度の高いカラフルアイ。あえて挑戦するなら暖色で
「正直に言って……たとえハマってもおしゃれ過ぎてとっつきにくいと感じる男性が大多数なのは否めない。おしゃれ男子を落としに行くか、男性をギャフンと言わせたいならマスターしてもいいかも!? まず大前提としてカラフルなアイメイクは、ファッション偏差値が問われます。流行っているからといってメイクだけアップデートして、全身がちぐはぐになってしまっては本末転倒。バッグや靴を合わせる感覚で、配色もしっかり考慮して使うことが大切です。今春のトレンドではあるグリッターや大粒のラメも、パーティなどの特別なシーンで使うのはいいけれど、異性の目を意識したい場では避けた方が無難かも。
あえてアイメイクにカラーを使うなら、トレンド感があり日本人の肌にもなじみやすいオレンジやカッパー系のアイシャドウがオススメ! そこにポイントで赤やボルドー系のラインを引いたら、暖色でうまく色がつながって悪目立ちしてまう心配もありません」(河北さん)
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河北裕介さん
ヘア&メイクアップアーティスト。京都府生まれ。1994年ヘアスタイリストとして活動を開始し、1998年からはメイクアップアーティストとしても活躍。ファッション誌や美容雑誌で毎号のように冠特集が組まれ、2015年には初の書籍『河北メイク論』を出版。女性の美しさを引き出す独自のメイクテクニックには定評があり、道端ジェシカさん、長谷川潤さん、黒田エイミさんなどの人気モデルからも多数指名をうけるアーティスト。
photo : Yoshihiro Toyota,Getty Images,Imaxtree,Instagram