リリー・コリンズの恋愛×ヘアスタイル遍歴をプレイバック!
人気のUKセレブの、ヘアスタイルとライフステージとの関係を読み解く本企画。第2回では、キリリとした太眉とキュートな笑顔で、映画界のみならずファッション、ビューティ界からもラブコールが絶えないリリー・コリンズにクローズアップ。一気に人気女優へと成長した彼女のヘアスタイルを、恋愛&キャリアとの関係から分析!
可愛いけれど没個性? フェミニンロングヘア時代
イギリスのロックバンド「ジェネシス」のボーカルとして活躍していたフィル・コリンズの、二番目の妻・ジルとの間に生まれたリリー。愛くるしいルックスを生かして幼いころから女優としての道を歩み始め、5歳でアメリカに渡ったあとは現地の演劇学校を卒業。2009年『しあわせの隠れ場所』でサンドラ・ブロックの娘役で映画デビューを飾ると、その後も続々と大作への出演が決定! なかでも実写版『白雪姫』で見せた可憐なプリンセス姿には、思わずハートをわしづかみにされた人も多いのでは?
そんなキャリアスタート期のリリーのヘアスタイルは、鎖骨のやや下の長さのミディアムロングがベース。メイクはピンク~レッドが定番で冒険は一切なし。そんな無難なフェミニンスタイルは甘い顔立ちの彼女にお似合いだけれど、単なる“可愛いお嬢さん”の域を出ず、あまり垢抜けない印象。「私を守ってくれる男性が好きよ」とインタビューでも答えていた通り、ヘアメイクも性格も受け身な女の子だったよう。
ダウンスタイルではいまいち個性が感じられないものの、髪の長さを生かしたアレンジのバリエーションに定評があったのはこの頃。
(左上)スリークにまとめたローシニヨンは、ツヤツヤの質感がドレッシー。
(左下)反対に、コテで巻いてからラフに髪をまとめると、カジュアルなムードに。しっかりマスカラを塗れば目元が華やぐ。
(右上)カチューシャ×キャットアイライナーのパリシックなアップヘアを披露!
(右下)若干24歳とは思えない、往年女優のようなエレガントなハーフアップだってお手のもの。
photo : Getty Images