“対戦国料理”にチャレンジ

―それでは最後に……ついに6月に開幕するＷ杯ですが、フットサル女子・久々湊さんの注目選手は誰ですか？
 
「個人的には香川真司選手です！　彼も、“笑顔”が素敵なので（笑）。仕事でお会いすることがあるのですが、普段から爽やかな好青年なんですよ。他の選手ももちろんそうなんですけど、『アディダス』で若いころからサポートしてきた選手で、日本から世界に羽ばたいて活躍しているのを見ていると、ひとつのサクセスストーリーとして、応援したくなっちゃうんですよね」
 
―エル・オンライン読者におすすめしたい、久々湊さん的Ｗ杯を二倍楽しむ方法はありますか？
 
「応援するなら、みんなで集まって、食事を囲みながら観戦するのはどうでしょうか。実は私、“対戦国を喰らう”というシリーズをやっていて。サッカー日本代表の試合があるたびに、必ず対戦国の郷土料理を作って、それを『食い負かす』、というゲン担ぎをしているんです（笑）。せっかく応援するなら、自分ももっと楽しみたいなって！
 
Ｗ杯で盛り上がっていますが、なかにはサッカーに詳しくない人もいると思うんです。でも、もし対戦国料理を一品作って、それを食べながらみんなで観戦したら、そこでまたサッカーを通じた“輪”ができたりして、楽しいなって思うんです。そんな風に食事でコミュニケーションを取りながら、盛り上がってみてはいかがでしょうか」
 
―そういえば「アディダス」のサッカー日本代表の応援テーマも、“輪になれ、日本。”ですもんね！　確かに食事っていちばん輪になりやすいですし、サッカーに明るくない人でも、皆で楽しめそうですね。
 
「そうなんです。4年に1度のお祭りですから。ぜひ“対戦国料理”にもトライしてみてください！」
 
温かで優しい人柄が好印象だった久々湊さん。好感を生むカギは、爽やかな“笑顔”と、仲間との絆を大切にする姿勢、何事も前向きに楽しむ心意気にあり。スポーツを通して得られるものは、鍛えられたボディだけでなく、誰からも愛されるオープンマインドなのだと実感！　Ｗ杯が開幕し、スポーツの波が日本中に訪れそうなこの夏。見た目だけでなく内側から人を引き寄せるパワーをゲットして、明るくはつらつとしたパワフルウーマンを目指してみない？