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上 『CORPUS』マガジンのアーティスティックな表紙。下 最近お気に入りのビューティプロダクトを見せてくれた。

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フランスにはビューティ雑誌がない!?

Q:まずは『CORPUS』マガジンを始めた経緯を教えてください。 
 
私自身は、他のパリジェンヌと同じく、ビューティに関してはわりと手間をかける方ではなかったのだけど、母がとてもシックな人だったので、幼い頃から女性として美しくなるために必要なアドレスなどは知っていたわ。本格的にビューティに興味をもつようになったのは、かれこれ18年くらい前になるかしら。以前パリの「コレット」でプレスとして働いていたときに、いろいろな素晴らしい人たちと仕事をする機会に恵まれて。そのときに自分がビューティにとても興味があって、これが自分の天職だと気が付いたの。その後、ビューティエディターなどを続けながら、パリにビューティのコンセプトストア「パルフュムリー ジェネラル」をオープンして、ますますそう確信したわ。 
 
それから、モロッコのタンジェに2年、NYのダウンタウンに2年住んで、『CORPUS(コルピュス)』を立ち上げるためにパリに戻ってきたのよ。年に2回発行する雑誌だから、情報がブログのように早くないわけだし、2年後に読み返しても色あせないようなコンセプチュアルな本にしたかったの。実はフランスではモード雑誌はたくさんあるのに、ビューティの雑誌はひとつもない。それも『CORPUS』を始めた理由のひとつね。第1号では、カラーをテーマにあらゆる面から色について考えたのだけど、1月に発売する予定の次号では“Transformation”について考えていくつもりよ。

「ヴィクトワール・ドゥ・タイヤックが語るフランス式ビューティ」トップへ

photo&text:Marie UEDA

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