特集 2015/2/19(木)
デザートみたいなフレーバー・ウイスキー

アメリカで、「ウイスキー女子」が急増中!?

はちみつやオレンジ、ベリー、アップル、ピーチなどフルーティな風味でちょっと甘めの「フレーバー・ウイスキー」が全米で人気上昇中! 新商品も続々登場して売上げもここ1年で急激に伸びているそう。その人気の理由とアメリカン・ウイスキーの新たなトレンドをレポート。

より繊細なフレーバーを求める大人女子には
ポートワインの樽で熟成した本格ウイスキーを
 
フレーバー・ウイスキーを入り口に、女子の興味は本格ウイスキーの世界に拡大中。後からフレーバーを足すのではなく、ワインやラム酒に使った樽や、メープルやチェリーの木の樽を使って熟成させることで、ほんのりと香りづけがされたウイスキーが、大人女子に支持されている。カリフォルニア州バークレーで、人気のウイスキーを取り揃えるレストランバー「ロングブランチ・サルーン」を経営するジェーンのイチオシが「エンジェルズ・エンヴィ」だ。バニラ、メープル、チョコレートのようなほんのり甘い風味は特に人気だそう。向こう側に天使の羽が透けて見えるボトルもまさに女子のツボ!

ウイスキーをフレグランスみたいに楽しむ
テイスティングのワークショップも!
 
女性向けのウイスキーのテイスティングイベントが人気を集めるなか、サンフランシスコの人気雑貨ショップ「ウマミ・マート」 が主催したワークショップがユニークだ。数種類のウイスキーを、それぞれ同じ系統の香りを持つフレグランスとペアリングし、ウイスキーのアロマをわかりやすくレクチャーしたもの。ウイスキーを語る上で、醸造場所や年代、製法などのいわゆるスペックも大事だけれど、難しく考えず、まずは「五感で感じる」ことが大事なのかもしれない。フレーバー・ウイスキーをはじめ、今アメリカでは新しいウイスキーの楽しみ方が広がっている。100種類以上のウイスキーを扱うバーや、ウイスキーと肉料理をコンセプトにしたレストランもあり、さらには小さい蒸留所が少量生産したクラフト・ウイスキーもトレンド。この波は日本にも 届きそうな勢いだ。

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photos & text : Noriko Tamaru

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