ワインを飲んだらもっと賢くなれる!?
ワイングラスに手を伸ばすたびに罪悪感を覚えていた人にうれしいお知らせ! ある科学者の研究で、ワインが脳にとても良い影響をもたらすことがわかったそう。ワインを飲むだけで頭の回転が良くなったり、記憶力がアップしたりするなんて、飲まなきゃいけない新たな言い訳が見つかったかも!?
「タイムズ紙」が報じたイェール大学医学大学院の神経科学者、ゴードン・シェパード博士の説によると、ワインを飲むことはほかのどんな方法よりも脳を活性化する効果があるそう。パズルやゲームで脳トレするよりも、ワインをおいしく味わうだけで脳の働きが良くなるなんて、ラッキー以外の何物でもない!?
シェパード博士の著書『Neuroenology: How The Brain Creates The Taste of Wine(原題)』には、ワインを口の中に含み、舌の筋肉や味蕾(みらい)を使ってじっくり味わうことで、音楽を聴いたり数学の問題を解いたりするよりも脳を活性化できると記されている。シェパード博士は、アメリカの国営ラジオ放送で「味はワインそのものにあるのではなく、ワインを味わう人の脳の中で作られています。ワインの分子には味や風味はなく、ワインが脳を刺激することで、色を認識するときと同じ仕組みで風味が生み出されるのです」と語った、と「ザ・イブニングスタンダード」がレポートしている。
これからワインを飲むときは、口の中でじっくり転がしてよ~く味わってみて。
original text : Jess Edwards translation : Rubicon Solutions, Inc cooperation : Yuko Ehara photo : Getty Images
-
>>『delish』のオリジナル記事はこちら
※この記事は、海外のサイトで掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。