特集 2014/10/31(金)

11月1日は“紅茶の日”! おいしいティータイムを過ごそう

1983年に日本紅茶協会によって定められた「紅茶の日」をご存じ? これは、1791年11月に伊勢の国(現・三重県)出身の船頭・大黒屋光太夫が、ロシアの女帝、エカテリーナ2世の茶会に日本人として初めて招かれ、本格的な欧風紅茶(ティー・ウィズ・ミルク)を楽しんだことにちなんだ記念日。この大黒屋光太夫という人は、井上靖の小説『おろしや国酔夢譚』の主人公としても知られている人物で、海難にあってロシアに漂着し、鎖国だった日本への帰国許可を得るまでになんとロシアに10年間滞在せざるを得なかったそう! 女帝に直接許可を願いでるために、オホーツクからサンクトペテルブルクを横断し、その並々ならぬ苦労と努力の甲斐があって謁見がかない、さらには女帝主催の茶会に招かれる幸運に恵まれたのだ。そんなロマンあふれるエピソードに思いをはせながらアフタヌーンティはいかが? 

text : Tomomi Seki

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