こちらのケーキがいただけるのは、ワイキキ中心部から少し離れたコンドミニアムが立ち並ぶ一角「イートンスクエア」内にある人気ケーキショップ「kulu kulu（クルクル）」。

一見すると、普通のいちごショートケーキ。でも中身はなんと冷たいかき氷！　そう、ハワイの定番「シェイブアイス」ということなのです……一体どうなっているのでしょう？

オーダーをすると、奥からチーフテクニカルパティシエ、Takanobu Horikiさんが登場してきました！　タカの愛称で親しまれているイケメンパティシエが、目の前で作ってくれる「シェイブアイス・ケーキ」。まずは、スポンジの代わりとなるシェイブアイスの部分を3回に分けて作っていきます。いちご100%で作られた手作りシロップを丁寧に氷にしみ込ませるのですが、削られた氷をギュッと押し込まないのがふんわり食感をだすポイントだそうです。

型から取り出したシェイブアイスを回転台にのせ、クルクルと回しながらさらにシロップをかけていきます。

そして、円柱状のシェイブアイスにクリームを塗っていきます。軽々とクリームを絞り出していく技、はさすが熟練パティシエ！

クリームのデコレーションをし、仕上げにいちごを飾り付けると、あっという間にかわいいショートケーキ「シェイブアイス・ケーキ」の完成です。ふんわりとしたシェイブアイスと生クリームは絶妙な食感！　ひと口食べると、生クリームのミルキーでほどよい甘さとシロップのいちごの風味が口いっぱいに広がります。

ハワイスイーツの定番「シェイブアイス」とケーキの定番「いちごショートケーキ」が組み合わさった、ハワイならではのハイブリッドスイーツ！　レギュラーメニューのいちご味のほか、シーズンごとのスペシャルフレーバーも楽しめます。「何味があるかは、来店してからのお楽しみ！」と、タカさん。
 
ホノルルに3店舗ある「kulu kulu（クルクル）」ですが、「シェイブアイス・ケーキ」がいただけるのは、こちらのイートンスクエア店のみ。ワイキキ中心部から西側へ、歩いて15分程なので散歩がてらにぜひ味わってみてください。