しょうがの驚くべき8つの効能とは?
健康効果が高く、スパイシーな風味を与えてくれる食材として、古くから親しまれているしょうが。体にいいのは間違いないけれど、どんな病気も治せる万能薬かといったら、しょうがに荷を負わせすぎ!? そこで、トレンドスパイスとなりつつあるシしょうがにまつわる神話と事実を探ってみよう。
1.糖尿病のリスクを下げることができる
科学者たちは研究の結果、しょうがに含まれるいくつかの活性化合物が、インシュリン値と代謝の改善につながると結論つけている。でも糖尿病のリスクを抱えている人が、砂糖がたっぷり入ったジンジャーブレッドクッキーを食べるのはNG! 乾燥させたしょうがと新鮮なしょうがを両方常備しておき、スムージーにプラスしたり、野菜中心の炒め物に加えたりすると良いそう。しょうがに含まれる化合物は、時間が経つと減少する可能性があるけれど、乾燥させることで健康的なメリットのある化合物を強化させることができるとか。
2.生理痛を和らげる
しょうがの鎮痛効果について調べた研究によると、もっとも効果が高かったのが生理痛の緩和だったそう。また、生理中にしょうが茶を飲むと、吐き気を軽減させることもできることがわかった。ただし、普段から鎮痛剤としてアセトアミノフェンやイブプロフェンを服用している場合、その効果が得られないという残念な話も。逆に、しょうがが薬の効果に影響を与える可能性もあるため、病気などで投薬治療中の人は、しょうがエキスや錠剤を摂取し始める前に、必ず医師に相談しよう。
3.抗炎症作用がある
ナッツ、シード類、豆類、全粒粉などの農産物と同様、しょうがには植物栄養素(フィトケミカル)と呼ばれる抗酸化物質に似た化合物が含まれている。植物栄養素は、細胞の損傷を減少させるとされる物質なのだ。また、しょうがは細胞のシグナル伝達活動を押さえるので、炎症自体が発生するのを抑制することもできるとか。つまり、栄養たっぷりの食事にしょうがを加えれば、炎症を抑えるメリットが期待できそう。
original text : Jaclyn London, MS, RD, CDN translation : Rubicon Solutions, Inc cooperation : Yuko Ehara photo : Getty Images
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※この記事は、海外のサイトで掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。