2015/3/17(火)
【2008】 今度は私の番! 米国で開花させた才能
夫のキャリアが沈み込むと同時に手に入った富を利用し、ビジネスパーソンとしての能力を発揮させ始める。自分の名前を冠した「ヴィクトリア・ベッカム」を立ち上げると、ブランドイメージに合わせ自身のスタイルを一変。
米国で拡げたトップエディターやデザイナーらの人脈から、“売れる”“映える”デザインをスポンジのように吸収し、一気にモード路線へと舵を切ると、これまで「ダサい」と彼女を見下してきたメディアの態度が変わり始める。彼女をカバーにするモード誌が増え、ファッションアイコンと称える声が急増したのだ。
photo : AFLO、GettyImages