2014春夏トレンドキーワードは“スポーツ”からの~“地球”
Y:NYで目立った要素は“スポーツ”。スエット、ブルゾン、フーデットパーカ、ノルディックパーカ、メッシュ、シースルーなどなどすごく多かった。
K:パリも同じですね。レーザーカットでメッシュにしていたり、汗とかさらっと乾きそうなスポーツのファブリックがたくさん。風をはらむような、ソフトでブリージーな素材も多用されてました。
Y:涼しそうではなく、実際涼しい素材ね。ボトムの丈も半端丈を多用、バミューダもいっぱいだった。
K:モードもクールビズ? メッシュやシースルー素材はちら見せセクシーも演出できる便利な素材だからかもしれませんね。そういえば植物プリント多かったです。会場も「ディオール」はじめ、植物で満たされてるブランドが目立ちましたし。かと思えば砂もたくさんみました。「クロエ」も「A.F.ヴァンデヴォースト」のランウェイも砂がいっぱい。
Y:「トミー ヒルフィガー」の会場はいきなり砂浜! 会場が砂だらけだった! 「スリーワン フィリップ リム」なんか、砂かと思わせておいて、岩塩だったからね。その上をモデルが歩くたびに岩塩が砕けて宙に舞うのよ。すごかった。塩好きにはたまらん会場だったわぁ~。
K:舐めたんですか?
Y:…答えないでおく(汗)。
K:…了解です。ナチュラル&ミネラルがブームになるんですかね?
Y:デザイナーも地球温暖化に敏感になってきたのかもね。
K:なるほど~暑さを感じ緑あふれる大地に目を向けたと…。マザーアース礼賛!