今やメジャー! 20年前から色褪せないカリーヌ・ロワトフェルド
1997年のニュースで「今いちばん注目されるファッションエディター」として取り上げていたのは、このとき43歳でまだ知る人ぞ知る存在だったカリーヌ・ロワトフェルド。当時すでに“モード界の女帝”と言われていた彼女も、実は1990年ごろからの10年間、エルでフリーランスとして活躍していたという歴史が。『ELLE Top Model』では、そんなカリーヌに密着取材を決行。長年の友人であるトム・フォードとのエピソードや、マリオ・テスティーノと組んだ雑誌『ザ・フェイス』の撮影のバックステージなど、彼女の仕事ぶりを通じてファッションエディターという仕事の裏側を紹介しました。その後、各モード誌を渡り歩き不動の存在となった彼女も、エルでの経験が現在のキャリアを決定づけたといっても過言ではない?!
text : Kiriko Kageyama
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影山桐子/フリーエディター、一般社団法人ランガール理事
エル・オンラインで10年間編集を担当したのち、独立。エル・オンライン在籍中にハマったランニング好きが高じて女性のためのランニング大会「ランガール★ナイト」を立ち上げ、現在もランガールとフリーエディターの二足のわらじで活動する。