いまさら聞けないモードの常識、初心者のための“METガラ”講座
2017/04/27(木)
> <

4/6

2014年のデザイナー回顧展のテーマ、「チャールズ・ジェームス」に合わせたピンクのドレスで登場したテイラー・スウィフト(Taylor Swift)

ガラパーティのドレスコードは、その年の展示会テーマと同じ

2013年は「パンク」、2015年は「中国:見た目のガラスを通して」、2016年は「マヌス×マキナ:テクノロジー時代のファッション」というように、その年のコスチューム展示会のテーマと同じドレスコード。招待客はそのテーマを自己流に解釈して趣向を凝らしたドレスを纏って出席。それが、“ファッション業界のレッドカーペット”と呼ばれる所以。年によっては、特定のデザイナーがテーマになることがあるけれど、必ずしもそのブランドのドレスを着用する必要はなし。なお、2017年のテーマは日本が世界に誇る天才デザイナー、川久保玲。しかも存命中にこの展覧会のテーマになったデザイナーは、1983年のイヴ・サンローラン以来という快挙(亡くなった後にテーマになったデザイナーは、アレキサンダー・マックイーンなど多数)。セレブリティが「コム・デ・ギャルソン」のドレスを纏ってレッドカーペットに登場することは極めて稀なので、今回どんなドレス姿が見られるか楽しみ。

2006年のテーマ、「アングロマニア(英国狂)」に合わせてドレスアップした、ジョン・ガリアーノ(John Galliano)とシャーリーズ・セロン(Charlize Theron)

2004年のテーマ、「危険な関係」に合わせてドレスアップしたステラ・シュナーベル(Stella Schnabel)とデザイナーのザック・ポーゼン(Zac Posen)。ちなみに、「危険な関係」は18世紀革命前のパリを舞台にしたコデルロス・ド・ラクロの小説。1988年に映画化。

photo: GETTY IMAGES, AFLO

SHARE THIS ARTICLES

前の記事へエディターズPICK一覧へ次の記事へ

ELLE PR STORIES

注目ブランドをもっと見る

CONNECT WITH ELLE

エル・メール(無料)

メールアドレスを入力してください

ご登録ありがとうございました。

ELLE CLUB

ようこそゲストさん

ELLE CLUB

ようこそゲストさん
ログアウト