「ルイ・ヴィトン」のトラベルブック、最新作の舞台は東京! 手がけたユニットeBoyとは一体?
2017/08/03(木)
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本の登場人物たちも、まるでどこかで見たことがあるかのように思えてくるから不思議! photo:© LOUIS VUITTON MALLETIER/ EBOY

“お互いを思いやる日本の文化に「まだ人間も捨てたもんじゃないな」と感じるよ”

――制作にあたり、注意した点や意識した点は?
読者がこの本を見て、描かれている場所に行きたいと思ってくれるように意識したよ。絵の中に例えばイスを置いて、ここに座ってみたいな、っていうようにね。
 
――改めて、東京や日本の印象はどうですか?
いつも忙しくて目まぐるしく変化していて、ドイツやLAと比べてもかなりごみごみしている。そしてみんな働き者でフレンドリーで民度が高くて、お互いをリスペクトし合っていると思うな。特にトランプ政権の今のアメリカにはない、お互いを思いやる文化が日本には根付いていて、それを見ると、「まだ人間も捨てたもんじゃないな」っていう気持ちになれるよ。
 
――嬉しいお言葉ですね! では、滞在中にいろいろな場所に行かれたと思いますが、eBoy的東京のオススメスポットはありますか?
うーん、難しい……! まず挙げるなら、歴史的建造物や庭園、寺院や公園が一緒になった、六義園のようなスポット。広々としていて気分が落ち着くよね。次は対照的に、渋谷のような現代的なショッピングエリア。それと、荻窪にある「なごみの湯」もよかった! 仕事の後に地元の人たちがリラックスに来て、とてもスペシャルな場所だと感じたよ。あとは、浅草の会席「吉幸」で力強い津軽三味線を聞きながらランチをしたのも印象深かったな。
 
おもちゃ箱をひっくり返したような印象ながらも整然としており、印象派や点描法をも彷彿させる、実にユーモラスでユニークなeBoyの作品。どのページにも細部までこだわりが感じられるこの“トラベルブック 東京”を読めば、彼らの観察眼に驚かされること間違いなしだ。ぜひ手に入れて、すみずみまで眺めてみてはいかが? きっと新たな東京の姿を再発見できるはず。

  • 「ルイ・ヴィトン」“トラベルブック 東京”
    サイズ/280×190mm
    価格/¥5,100

    問い合わせ先/ルイ・ヴィトン クライアントサービス 0120-00-1854
    http://www.louisvuitton.com

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