苦労したキャリア初期
ドイツのハンブルクで生まれ、ファッションを学ぶためにパリへ。パリ・オートクチュール組合が経営する学校でファッションを学び、イヴ・サンローランとは同級生だった。1955年に国際羊毛事務局(現ザ・ウールマーク・カンパニー)主催デザインコンテストのコート部門で優勝し、ピエール・バルマンのアシスタントに。バルマンの下で3年間働いたのち、ジャン・バトゥへ移りオートクチュールをデザインしたが、メディアでの反応はいまいちだった。その後もデザイナーとしては紆余曲折し、1960年代後半の2年間はファッションを離れ、ビーチで過ごしたこともあるという、意外にも苦労した過去が!
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