【事件簿その2】
“ブルージャケット”でビル・カニンガムを追悼
2016年6月に87歳で亡くなった、伝説のストリートフォトグラファー、ビル・カニンガム。約40年間、ファッションウィークで写真を撮り続けた彼の功績を称えて、初日の9月8日に開催された「ニコラス・ケー」のショーでフォトグラファーたちが彼のシグネチャーである“ブルージャケット”を着て追悼の意を表明。さらに、ブライアント・パークには、ブルーのカバーを取り付けた椅子を並べた、ビルのためのフロントロウも出現。ファッションウィークの風物詩でもあったビルの存在感はあまりにも大きく、ニューヨーカーの心の中には今だ彼は生き続けているようだ。