本場イギリスで絶賛!アワード受賞のマーマレードで幸せブランチ

エル・エディターが私的に夢中になっているものをリアル目線でお伝えする、デイリー連載OKINI! 今日お届けするのは、カルチャー&ライフスタイル エディターYOKOがハマったイギリスのコンテストを勝ち抜いた絶品マーマレード

左から「金柑とトマトと生姜」「夏みかん」「みかんと柚子」のマーマレード

ある日編集部に届いた1通のメール。「当店、イギリスのマーマレードフェスティバルで金賞を受賞しました」――え?マーマレードフェスティバル?! 聞き捨てならないその大会。イギリス人って「プディングクラブ」とか、国民食に異常な執着を見せるものね。でも何を隠そう私もマーマレード好き、ジャム、コンフィチュールと言われるもののなかで一番好き。これはぜひ食べてみたい!ということで、早速メダリストのジャムたちを送って頂きました。

作っているのは、豊橋の小さなジャム店Jam&Marmalade Nuiの小澤さん。もとはフレンチシェフとして、北海道のミシェルブラスなどで活躍されていたそうですが、実家に帰って食材の豊かさに驚き、昔から大好きだったジャム作りを始めたそう。『夜中にジャムを煮る』って平松洋子さんの名エッセイがありますが、ジャムって控え目だけれど、すごく親密で愛着を感じさせる食べ物。Nuiのジャムも、まさにそんな感じです。60年除草剤を使ってない木のみかんや、皮まで甘い佐賀の金柑など、ツヤツヤの柑橘がそそります!

コンテストが開かれたのは湖水地方のペンリスという町で、今年は6つエントリーしてなんと5つが受賞したそう。こちらは金賞の「金柑とトマトと生姜」。オススメは肉と合わせる食べ方だそうで、クリームチーズ(たっぷりどうぞ)、キャロットラペ、ローストポーク、仕上げにマーマレード(さらにたっぷりいってみよう)でバゲットサンドにすると……ウマい! 肉厚の金柑にトマトと生姜の香りがぬけて、おうちごはんとは思えないサンドイッチができちゃいます!

「スモーキーオレンジチョコレート」(左)と「ヴァンショー」(右)

さらに私のお気に入りが銀賞の「ヴァンショー」。そう、あのカフェで飲むホットワインのイメージ。ローカルのみかんとバナナ、赤ワインとスパイスというこっくり甘いデザートのようなジャムなのですが、白カビのチーズにこれを乗せて食べると、マズい、止まらない……ワインがすすむ!人とかぶらないホームパーティの手土産として最高です。 
「夜のジャム」シリーズとしては、他にもスパイシーなモルトウィスキーと夏みかん、トリニタリオ種のチョコレートにトンカ豆で甘く香りづけた「スモーキーオレンジチョコレート」が。見た目はヌテッラだけど、うん、確かにウィスキー。五感で魅了するミックスマッチはさすがフレンチ出身のシェフです。

マーマレード好きとしてはシンプルな夏みかんも爽やかで好きだし、ブラッドオレンジ×いちご×チョコレートなんて素敵なものも。今からはいちごとクミンなど、季節のジャムがいろいろ登場するそう。パンだけじゃなくて、サラダやディップや肉、チーズなど……レシピをぐっと格上げしてくれる小瓶です。

Jam & Marmalade Nui
愛知県豊橋市旭町旭390-1
☎0532・54・1451
http://jamnui.com/

  • Jam & Marmalade Nui
    愛知県豊橋市旭町旭390-1
    ☎0532・54・1451
    http://jamnui.com/

  • Illustration Daichi Miura

    マーマレードの食べ比べをしながら、イタリアから帰ってきたコーディネーターのMさんに誘われて、オリーブオイルのコンテストに参加。こちらでも何種類ものエキストラバージンオイルを食べ(飲み?)比べ。なぜか「きき」企画が集中したぜいたくな1週間。

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