エル・エディターのOKINI 2016/12/29(木)
エディターのOKINI by HIROMI

お重とお屠蘇揃えで祝い膳準備

エル・エディターの極私的お気に入りをリアルな目線でお伝えする、デイリー連載OKINI。仕事も終わらないまま年末年始を迎えようとしているエディターHIROMIのお正月準備の模様をちらりとご紹介。

山ほどの仕事を積み残し(……)冬休みに突入。今日からばたばたと大掃除、そして例年同様、お正月準備にとりかかりました。

おせちは薄味で作るため、お煮しめや黒豆といった煮物以外ほとんどの調理は大晦日に。29日、30日で食材やお花の買い出しと、お重や酒器、お膳を引っぱり出し、箸袋に名前を書くといった支度に充てます。5枚組の塗りのお膳、そしてお屠蘇の酒器のセットは、若い頃に北野天満宮の骨董市で買ったもので、当時買おうとしていたジュエリーを辞めて大枚をはたいたもの。さすがにお屠蘇セットはお正月にしか使っていませんが、塗りのお膳は和のおもてなしのときに重宝しています。

日持ちのする根菜類は先に買っておきます(クリスマスが終わるとこうした野菜やぶりや海老が一気に高くなって憤慨)。金時にんじん、くわい、八つ頭などはお正月ならではの根菜。百合根は冬場なら入手しやすくなり、マリネやサラダに使うことも。鳴門金時で作るきんとんはくちなしの実で色づけをします。どこで探してもくちなしが手に入らない年もあるのですが今年は無事にゲットできてホッ。

写真は昨年のものです! 中身はこれから作ります!

ローストビーフやサーモンの砧巻き、ミートローフなどなどワインの肴になりそうなものが中心。ヘンプシードたっぷりのたたきごぼう、紅白なますの柚子釜にはクコの実を散らし、はんぺんを使う伊達巻きはココナッツオイルで焼くなど、身体によい食材も随所に。これに鯛や鰤、海老を焼きます。自作できないかまぼこは省略、煮ても焼いてもどうしてもワインに合わない数の子も省略というマイペースなマイおせち。お花を生けたり、水場にウラジロを飾ったりするのは大みそかに。誰が来るわけでもないのに手間ひまかかる年迎え支度ですが、普段と違うことをするのは楽しいものです。

  • Illustration: DAICHI MIURA

    PROFILE

    エディターHIROMI

    時間の経過が年々加速している気がする…… 今年もあっという間に過ぎ去ろうとしています。タフが自慢のアイアン女もちと今年もちと疲れ気味。来年はどんな年になるのかな〜 

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