エディターのOKINI by AKI

もう卒業なんて言わないで~!年齢不問のアンクル丈メッシュソックス

エル・エディターがプライベートで夢中になっているものをリアルな目線でお伝えする、デイリー連載OKINI! 本日は、うららかな春目前の、ソックス考。

Photo:GETTY IMAGES

ソックスは(年齢的に)いつまで履いていて許されるのか。友人によく聞かれます。おしゃれも大好き、トレンドもこまめにチェックしている。でも、どうにもソックスには抵抗があるという人、意外と多いかもしれません。お仕事柄もあるでしょうし、母親から「度胸あるわね!?」なんて言われようものなら、なんとなく恥じらいを植えつけられてしまうかもしれません。(実家だと、私も未だにツッコまれます)
 
「スナップで見かけて可愛いな、と思うけど、30も半ばすぎるとソックスっていうのもちょっとネ……」という声も、よく聞きます。いやいや、それは勿体ない。ソックスほど、コーディネートの幅を広げてくれるものないですから。しかも、コスパもいい。

今日はパールの色に合わせて、「セリーヌ」のホワイトパンプスとミックス。メッシュソックス¥5,000/ニコラス メッシナ(ヴィジットフォー

ファッションラバーはもちろん、ソックス卒業……なんてマイクを置こうとしているそんな人にこそ、ぜひおすすめしたい!!のが「ニコラス メッシナ」というフランスブランドのソックスです。そもそもこのブランドは、バックスタイルだったりフロントにアレンジを加えたストッキング、タイツが人気ですが、これまたソックスコレクションも素敵。ランジュリーのようなエレガントさ、フェティッシュさがあるから子供っぽく見えないし、ソックスの可能性を広げるデザインがたまらんのです。
 
ちなみにこのメッシュソックスは、エルのスタイルインサイダーでおなじみの浦川望美さんに会いに、大阪の「ヴィジットフォー」を訪れて、即飛びついた戦利品。
 

 

#REGRAM @rubino_official  DESIGN N•8 #socks #NicolasMessina

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大きめのメッシュ、そこにさりげなくあしらわれた小粒パールがフェミニンです。シューズも、パンプスはもちろん、このインスタみたいに、モコモコサンダルに合わせても可愛い。無地のソックスに重ねてレイヤードするのも通なスタイリング。スケスケ感の万能感を味わえて、しかも5,000円! この1点でトータルコーディネートの幅を広げてくれる、コスパアイテムだな~と、日々感心しきり。
 
さらに注目したいのは、あえてのアンクル丈というところ。ソックスは“丈感”が重要。はき口にデザイン性があるものでなければ、「大人の女性は、くるぶしが見えるくらいに少し短めに折るといい」と、セレクトショップ「シンゾーン」の染谷真太郎さんに教えてもらったことがあります。

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  • Illustration: DAICHI MIURA

    エディターAKI/年末から漠然と「その場で消えてしまうモノを大事にしたいな~」と思いはじめて、なかでも舞台、音楽、アートに触れる時間をじっくり取るようになりました。ル・シネマで上映していた『ミルピエ パリ・オペラ座に挑んだ男』は期待どおり素晴らしくて、3度もリピート鑑賞。今月は、野田MAPの新作『足跡姫』へ。相変わらず脳味噌に汗かきそうですが、故18代目中村勘三郎丈へ深~いオマージュに、痺れました。メインキャストの宮沢りえさんの妖艶さ、惹きつける力はけた外れ。芸術って、温泉さながら。手もとに残らなくても、作り手の膨大なエネルギーがいつまでも体に残りますよね。

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