6人の女たちが愛した名品フレグランス
ココ・シャネル、オードリー・ヘップバーン、グレース・ケリー……。今もなお愛されるセレブたちが、プライベートで愛用していたフレグランスから透けて見えるのは、大事にしていた美意識とセンス。彼女たちのスタイル(生き方)とフレグランスの関係とは? 香りにまつわる逸話とともにお届け。
1/13
香りが呼び起こす女性像
「ベッドでは何を着ていますか?」「眠るときにはシャネル N°5を数滴」――そう答えたのはマリリン モンロー。以来マリリンを語るうえで、「シャネル」の名香“N°5”は欠かせない存在だ。
“MYスタイル”を貫く女性たちは、必ずと言ってよい程、自分自身を表現するためのパーソナルフレグランスをもっている。何を愛し、何に心をときめかせ、何を想い生きているのか……。目には見えない香りを通して、自分自身や生き方をさりげなく表現しているのだ。今回は、そんなMYスタイルをもつ6人の女性が愛したフレグランスをフィーチャー。どのような香りを、なぜ愛用していたのか。香りと彼女たちの生き方を通して見えてくる、フレグランスの新たな世界を覗いてみよう。
photo: CHIFUYU AIZAWA/Q'S (still life) AFLO (celeb,p3,5,6) GETTY IMAGES(celeb,p4) realization: YUMI JIBIKI/STYLE ET PARFUM