特集 2014/3/17(月)
世界のおやつ from New York/ごまめ

No.1ニューヨーク・チーズケーキ、ここにあり! 「Two Little Red Hens」で夢心地のおやつ体験

カップケーキやベーグルと並んで、ニューヨークの看板を背負うおやつといえば……。そう、今回ご紹介するのはあの大人気の甘じょっぱいケーキ。数々のメディアでニューヨークNo.1と絶賛されるそのお味やいかに?

アメリカの味付けは全体的に甘めだ。お味噌汁もびっくりするほど甘いし、ケチャップの使い方もすごい。そのおかげで、ターキーにラズベリーソース、焼豚のサンドイッチにジャムなど、甘みと塩味が絶妙なハーモニーを奏でる意外な組み合わせに出会えることもしばしばある。おやつ界でもこの「甘しょっぱい」は定番の味付けで、和菓子で使われる隠し味レベルの話ではなく、塩のアイデンティティがガツンと主張してくるものが多い。スニッカーズの衝撃的な甘しょっぱさに異国情緒を感じた経験があるのは、わたしだけではないはずだ。日本でも、最近は塩キャラメルなどが人気になったようだが、甘しょっぱい洋菓子のパイオニアは何と言ってもチーズケーキではないだろうか。
 
前置きが長くなってしまったが、本日はアッパーイーストサイドの人気老舗ベーカリー Two Little Red Hensから、NYでいちばん美味しいとメディアに讃えられるニューヨーク・チーズケーキのご紹介。

クリーミーなケーキ部分のふわふわ感と、たっぷりのバターが香ばしいクラスト部分のサクサク感、この食感の完璧なバランスに加え、肝心のお味はというと、軽い食感のおかげでしつこさを感じないし、甘じょっぱさの加減が絶妙。これは、ベイクドチーズケーキのポテンシャルがすべて引き出された最強のケーキだ。目を閉じて味わいたくなる夢心地の美味しさ。お値段は、6インチの丸ごとケーキが27.50ドル、1切れのみだと4.5ドル。

店内の窓側の角にイートインできる小さなスペースがあるので、コーヒーやお茶をお供に、心ゆくまでうっとりしよう。
 
ほかの焼き菓子も大人気で、チェリーやブルーベリーの乗ったチーズケーキ(各5ドル)、カップケーキ(各3~4ドル) などを求めて、お客さんがひっきりなしに来店する。カップケーキも味のバランスが良くて美味しい。

アメリカのカントリーサイドを彷彿させる店内には、「2羽の赤い雄鶏(おんどり)」というお店の名前の通り、かわいい雄鶏がたくさん。

ケーキを丸ごと買うと素敵な赤雄鶏箱に入れてくれるので、おみやげにもいい。

ニューヨークの看板おやつの名にふさわしい最強のチーズケーキ、親指ふたつUPでおすすめです。

  • ごまめ●日本と中国での芸能活動を経て、2009年からニューヨークを拠点に活動する女優・モデル、本田真穂。パンコーディネーターの資格も持ち、最近はコラム執筆も手掛ける。NYの日本人をテーマにした主演ドラマ、「2ndアベニュー(http://youtu.be/9jbXtOYNS1w)」がウェブで公開中。活動の様子は、ウェブサイト(http://www.mahohonda.com)やブログ(http://blogmahohonda.wordpress.com)で。

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