2017/5/26(金)
現地ライターがレポート! 海外トレンド 第2回<N.Y.編>正体はあの山菜! 春のニューヨークに吹き荒れる、“ランプの狂乱”って?
毎年春になるとニューヨークに吹き荒れる“ランプの狂乱”をご存知? ランプを求めてハンターは山を歩き、ときにはランプをめぐって悪しき事件まで!? 日本でもなじみのある、ニューヨーカーを夢中にさせる“ランプ”とは一体?
さて、気になるランプの味はといえば、ニラのような強い香りをもちながらジューシーな甘みもあり、ほかの食材と一緒に使っても独特の存在感を発揮してくれる名プレーヤー。ニューヨークで話題の北欧レストラン「ノーマン」では、卵の燻製とセロリのスモークに生のままのランプの葉を使用。ハーブみたいにランプを大胆に使うのもアリかも?! そして、おしゃれカフェ「ザ・スマイル」では、ニョッキをランプのピュレとロースト、ナッツとともにサーブ。ニョッキには強めのソースが好相性で、しかも軽く火を通したランプとナッツの食感が楽しい。
先述の通り、ランプの旬は一年でわずか数週間。これを逃すとまた来年まで食べられないと思うと、ついつい行く先々の店でランプを使った料理をオーダーしてしまうもの。春のニューヨークではぜひ、このランプをお試しあれ!
photo & text : Yumi Komatsu
-
●Yumi Komatsu
N.Y.を拠点に、弊誌をはじめとした日本のライフスタイル誌やファッション誌などでライターとして活躍。