ケイト・ウィンスレット、「体重は10年以上量っていない」
ダイエットに励む女優が多い中、ハリウッドの痩せ体型信仰には批判的なケイト・ウィンスレット。テレビ番組であるエピソードを披露し、自分の体型をポジティブに受け入れていることを証明した。
スタントなしですべての場面を自分で演じたケイト。冷たい川の中で意識を失っている彼女を氷穴から引き出さなくてはいけなかったイドリスには、申し訳ない気持ちになったことも明かしている。ジミー・ファロンの人気トーク番組に出演したケイトは「なぜ自分で自分のスタントをやらないでいられるの?」とコメント。
ちなみに20年前の大ヒット映画『タイタニック』で冷たい海に投げ出されるシーンも自分で演じたそう。「あのシーンにはとてもワクワクしたわ。氷山に船が激突するシーンも自分で演じたのよ。だからそういうシーンは得意なの。6テイクか7テイク撮ったわ。とても寒かった」と当時を振り返った。
「でもイドリスが私を氷の穴から引きずり出してくれるシーンで、彼を手助けすることができないのは辛かったわ。彼は私の友だちだから。とても大変そうにしているのを申し訳なく感じたの。私、どれくらい自分が重いのか、実は分からないの。12年間くらい、体重を量ったことがないのよ。とてもいいことだと思うわ」とコメント。なんと、自分の体重を把握していないことが明らかに! 「私の体重と、水に濡れた服の分の重さを引っ張りあげなくてはいけなかったなんて、イドリスには気の毒よね。そろそろいい年だし」と冗談まじりに語った。
original text : Naomi Gordon translation : Yoko Nagasaka photo : Getty Images