肌にも頭脳にも!? はちみつの持つ、驚くべき4つの効能
はちみつは、キッチンにはもちろん、救急箱にも入れておくといいかも。というのも、花の蜜からミツバチによって作られたはちみつは、天然の甘味料としてだけでなく、さまざまな健康効果をもたらしてくれるから!
では、はちみつの健康効果は? 古くから、数々のはちみつの使い道が伝えられているけれど、中には真偽のほどが定かではないものも。民間療法では胃のむかつき、皮膚の感染症やアレルギー症状の緩和でおなじみだけど、こうした効果を立証する研究は十分ではないらしい。一方で、科学的に立証された健康効果もあるので、ぜひチェックして。
1.記憶力UP
更年期に関する2011年の論文によると、1日に小さじ3杯の「トアランはちみつ(※)」を食べることで、閉経後の女性の記憶力がアップしたそう。16週間摂り続けた結果、ホルモン補充療法を受けている人と同程度に短期記憶が改善したとのこと。なお、トアランはちみつは、マレーシアのジャングルで採れる野生のオオミツバチのはちみつで、とくに栄養価が高い。
※熱帯雨林に生息する「トアラン」という木に巣を作る野生のオオミツバチのはちみつ
2.咳止め
スプーン1杯のはちみつが咳を鎮めてくれるそう。小児科学に関する2012年の論文によると、上気道感染症の子どもに対し、就寝30分前にユーカリ、ミカン、シソのはちみつのいずれか1種を小さじ1杯半ほど飲ませたところ、偽薬を飲んだ子どもと比べて、咳が鎮まってよく眠れた子が多かったとのこと。
※乳幼児には、はちみつを食べさせないでください。
original text : Julie Pennell translation : Rubicon Solutions, Inc cooperation : Yuko Ehara photo : Getty Images
-
>>『グッド・ハウスキーピング』のオリジナル記事はこちら
※この記事は、海外のサイトで掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。