泣く子も黙るセンスのもち主、注目のグラフィックデザイナー イトウナツミさんに10の質問!
広告や書籍のグラフィックデザインからブランドのカタログのアートディレクションまで、卓越したセンスを武器に幅広く活躍中の「エル・スタイルインサイダー」のイトウナツミさん。ファッションへのこだわりから行きつけのスポットまで、気になる素顔を直撃!
スタイルにまつわる10のQ&A
Q1.ワードローブのエッセンシャルアイテムを教えて。
無地のキャップ、「メゾン マルジェラ」と「ジャクソンニーチェ」のリング、夏は白いTシャツ、冬は黒のタートルネック。基本的に、カラフルなものやプリントのアイテムはほとんど身に着けないんです。上記はシンプルでどんなコーディネートにも合うので、ヘビロテしています。
Q2.好きなデザイナーやブランドは?
特によく着ているのは「ヨウジ ヤマモト」や「カール・ラガーフェルド」の服。どちらも着たときのシルエットがピンと来るものが多いのがうれしい。
Q3.買い物はどこですることが多い?
神宮前の「セメントストア」。オーナーの田島さんの素敵なセンスが輝いているお店。私が普段なら選ばないような服が置いてあるのですが、どれも可愛く感じられて、新しい服と自分に出合えます。
Q4.ファッションアイコンはいる?
特にいませんが、日本人から見た海外の人の美しさについてはいつも考えています。素のままできれいに見える「素敵なムード」「外国の雰囲気」っていったいなんなんだろう?って。
Q5.デイリースタイルで、「これだけはやらない」と決めていること、もしくは「これは絶対に必要」としていることは?
無理はしないこと。動きやすくて仕事がしやすい、生活の邪魔にならないスタイルであること。たとえばデートに行くときもワンピースやパンツスタイルなど、機能性を重視します。
Q6.ポーチに必ず入っているアイテムは?
夏はコーラルピンクかオレンジ、冬は赤の口紅。ファッションが夏はカジュアル、冬はモードな気分と変わるので、リップの色も合わせて変えています。
Q7.コレクションしているものは?
ランジェリー、キャップ、指輪などの小物のアイテムから「サンタ・マリア・ノヴェッラ」の香水、おしゃれな食器までさまざまです。身の回りのこまごまとしたものを買うのが好きで、学生の頃から集めています。もしかしたら、服より雑貨や生活用品を買うほうが楽しいかも!?(笑)
Q8.インテリアのこだわりは?
花を必ず置いています。あと、モノを出しっぱなしにしないこと。散らかっている部屋が嫌いなので、なるべく片づけるようにしています。リラックスできること、暮らしやすいことが大事!
Q9.お気に入りの場所は?
千駄ヶ谷の「タスヤード」や原宿の「パドラーズコーヒー」。どちらも素敵なスタッフとおいしいご飯が迎えてくれる、居心地のいいお店です。「タスヤード」ではいつもハヤシライスとコーヒー牛乳をオーダー。休日には昼間からのんびりとビールを飲んだりもします。
Q10.これからチャレンジしたいことは?
知らないことを知りたいし、やったことのないことをやってみたいです。具体的には、フラワーアレンジメント、企画シューティング、ZINE制作など。
>>次ページでは頭のなかをムードボードにして表現!
photo : Kento Mori text : Kaori Shimura