偉大なる作曲家、エリック・サティの軌跡をたどる！

“音楽界の変わり者”と呼ばれた作曲家、エリック・サティ。実のところ、今までは名前を聞いたことがある程度の知識しかなく……ですが、よくよく調べてみると、吹奏楽部だった中高生時代、何度も演奏したドビュッシーやラヴェルとお友達だったことが判明。パブロ・ピカソとバレエ作品“パラード”を作り上げたり、マン・レイなどの芸術家がサティの音楽からたくさんのアートを生み出したりと、アート界とも生涯にわたって交流があったとかで、ますます興味津々！　サティの楽譜の口絵をフランシス・ピカビアなどの有名画家が手がけていたりと、周辺の交友関係が華やかなところもポイント。この展覧会ではサティの音楽とともに、交流のあった芸術家たちのアートを同時に楽しめるという何とも貴重な機会！　サティにピンとこないあなたも、「ジムノペティ」あたりはどこか（歯医者の待ち合い室とかで……）で聴きおぼえがあるはず！　とは言え、まだまだ知らないことばかり……展覧会会場ではサティの音楽とともにサティと交流のあった芸術家たちの作品を楽しめるので、耳と目の保養にいざサティの世界へ。　（アシスタントエディターChisato）