エディターズPICK 2014/11/14(金)

【11月15-16日編】エディターの週末なにする?

今週末、エル・オンライン エディターはなにして過ごす? 11月第3週のOFFプランをピックアップ。

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(c)2014 boyhood inc./ifc productions i, L.L.c. aLL rights reserved.

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12年かけて撮影したアカデミー賞有力候補をチェック!

“ビフォア~・シリーズ”のリチャード・リンクレイター監督が、他の作品製作の傍ら、ライフワークのように撮りためてきた映画がついに公開。なんと12年もの年月をかけ、同じキャストでコツコツと撮影してきたのがこの『6才のボクが、大人になるまで。』
主演のエラー・コルトレーン君演じるメイソンが、両親の別れや性の目覚めなどを経験しながら18歳に至るまでを、リアルな時間軸で描いたなんて興奮しすぎて鼻血がでそう。試写会を楽しみにしていたのに、ことごとく外せない仕事が入り、海外出張中の飛行機のなかでも見逃すという不運続きのため、いまだ観られておらず……。早くもアカデミー賞受賞候補と言われているのに!
きっとこれは、「この作品は、正規の料金でデカい映画館でちゃんと観ないと罰が当たるぞえ」という、どこぞの後光が差した神様のおぼしめしであるとプラス思考に切り替え、絶対にこの週末¥1800払って観に行こうと決めています。
実は、僕のお目当ては主役の少年ではなく、母親役のパトリシア・アークエット(写真中央)。どちらかというと、お姉さんのロザンナのほうが好きなのですが、12年前そのお姉さんが名作『デブラ・ウィンガーを探して』を監督していたときから、『Lの世界』やら『ミディアム 霊能者アリソン・デュボア』といったTVシリーズ出演中も継続し、この映画をコツコツ撮影していたなんて!
そんなパトリシアの年齢経過を眺めることにもワクワクしますが、男選びに問題がある母親が右往左往しながらも次第に自立していくという役らしいので、女性のインディペンデンスの確立がどう描かれているのか、それ以上に楽しみ。
 
「女の道は一本道にございます!」 どこぞの大河ドラマでのセリフが大嘘であることが暴露されそうな、この一本。「女の人生、引き返したっていいんだよ」。そんなエールを期待してもいいんですか? いいんです!(エディター Keiichi)

  • 『6才のボクが、大人になるまで。』
    原題/BOYHOOD
    監督・脚本/リチャード・リンクレイター
    出演/パトリシア・アークエット、エラー・コルトレーン、ローレライ・リンクレーター、イーサン・ホーク
    配給/東宝東和
    公式サイト/http://6sainoboku.jp/
    11月14日(金)~、TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー

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  • エディターのひとことプロフィール

    Akiko/Webプロデュース担当。ドイツのプロサッカーリーグ“ブンデスリーガ”観戦に激ハマり中。今季トレンドのスポーツアイテムも現地サッカークラブの海外通販で買い漁り。
    Tomoko/気づけばキャリア10年以上!?のファッション担当エディター。週末は普段ゆっくり見ることができないショップ巡りをするのが趣味と実益を兼ねた過ごし方。
    Keiichi/ファッション&カルチャー担当エディター。山登りが趣味。先月は西穂高の独標をいくつ越えられるか挑戦したものの2つ目で断念。下山翌日にNY出張に飛び、激しい筋肉痛で苦しみながら取材したという計画力のなさが売り。
    Yoko/エル・ママン担当エディター。4歳と小学校1年生の2人の女の子のママ。「きょうは会社休みます。」に親子でハマり、みんなでキャーキャー言いながら見るのが目下の楽しみ。ムスメたちも青石花笑さんのようなピュアな心を持った女子に育つことを祈る。
    Mana/「エル・オンライン」生活も3年目に突入したファッション担当エディター。埼玉県のマスコット、もといゆるキャラのコバトンを応援しています。

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