エディターズPICK
2016/12/05(月)
トガッチ先生が一目置かれる時計をナビゲート

男目線で語る! “いい女”がつけるべきウォッチとは?

数々のラグジュアリーウォッチを所有し、公私を通じてウォッチの魅力に精通するイケ男“トガッチ”こと『MEN’S CLUB』の名物編集長・戸賀敬城に、“今、女性が選ぶべきウォッチのいろは”をインタビュー。ウォッチとのスマートな付き合い方や初心者が注意すべきポイント、メンズも唸る玄人はだしのセレクト術など、目からウロコのヒントが満載!

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Photo: GETTY IMAGES

“クロノグラフ女子”には興味をそそられる!

―――上級者から「やるな!」と思われるウォッチ選びとは?
 
「機械式のウォッチをしている女性もすごいと思いますが、特にクロノグラフをしていると『タダモンじゃねぇ』と、恐怖とともに興味をそそられますね(笑)。ましてや、『パネライ』や『タグ・ホイヤー』だったりすると、叶わなそうだから時計の話をするのはやめておこう……と思うくらい。振り返ってみれば、15年前は女性で焼酎やワインに詳しい人はほとんどいなかったんです。でも、今の女性たちはどんどん越境して男の世界を開拓している。だから、今どき男がワインに詳しくてもそんなにモテなくなったわけ。ジュエリーウォッチ以外のウォッチは男の世界だと信じていたかったんですが(笑)、こちらも浸食され始めている。その代表格がクロノグラフをしている女性なんです。知識がないのに下手に話を振るとやっつけられる恐れがある から、男にとってはハードルが高く思える。きっとワインや車にも詳しくて、舌も肥えているんだろうなって冷や汗がでるくらい。デートするならいちばんいいワインを頼んで、最高のレストランを予約しないとって気合が入るでしょうね
 
―――笑! ジュエラーのものや女性らしいタイプのウォッチでは、どういうタイプが上級者の目に留まりますか?
 
「男女ともに日本人の性質として『みんながもってると安心』という意識が強いと思いますが、そこをあえてはずしたウォッチをしている女性に会うとドキッとしますね。王道でもなく、トレンドに左右されていなくて、ましてや雑誌にだってそんなに載ってないのに“何故そのウォッチの存在を知っているのか!”と。明らかに、初心者ではなく3本目、4本目のチョイスに見えるので、『一体、何本持ってるんだ?』とぐうの音も出ない。『カルティエ』なら“タンク”や“サントス”ではなく、“タンク アメリカン”とか、『フランク ミュラー』だったらアイコンのトノウ形じゃなくスクエア形の“ロングアイランド”だったりしたら、頭が上がりません ね。いずれにしても、どこかに自分らしいエッセンスの入ったタイプを選んでいることが重要です」

Text:HARUMI YASUDA

  • 戸賀敬城(とが・ひろくに)
    『MEN’S CLUB』編集長。ファーストウォッチとして手に入れた「タグ・ホイヤー」を皮切りに、中学生の頃よりウォッチの魅力に開眼。ハイエンドなマニュファクチュールからジュエリーブランドのアイテムまで幅広く所有する、ウォッチ豪者。現在発売中の『MEN’S CLUB』1月号(2016年11月24日(木)発売)では、恒例&大人気の「ウォッチ・オブ・ザ・イヤー」2016年度版を総力特集。今注目すべきウォッチとそのバリューポイントが丸わかりなので、ウォッチマニアも初心者も、そして女性も必読の読み応え!
    また、“成功者のためのスタイルマニュアル”をコンセプトに掲げたファッション誌『Esquire The Big Black Book』(2016年10月創刊)の編集長も兼任。ハイエンドなファッションコンテンツを中心に、本物のラグジュアリースタイルを年2回、プレミアムに発信中。
     
    大好評!「トガブロ。」はこちら
    http://blogs.mensclub.jp/togablog/
    インスタグラムはこちら
    https://www.instagram.com/togacci48/
    「MEN’S CLUB」の公式HPはこちら
    http://www.mensclub.jp/

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