ファッションウィークの本丸は「BIFF&BIL」というトレードショー

ビジネスと深くリンクした展示会を催し、世界のマーケットを視野に入れている、バンコク・ファッションウィーク。中心地で行なわれたランウェイショーとは別に、幕張メッセ的な郊外のビッグサイトで開催されていたエキシビション「Bangkok International Fashion Fair and Bangkok International Leather Fair」（BIFF&BIL）では、パリやLAの名物バイヤーを始め、日本の百貨店やセレクトショップのMDなど、世界各地から目利きプロが集まるトレードショーを展開。バンコクの中心地からシャトルバスが直通する会場は、若手ブランドを育成するランウェイショーで幕を開けながら、商材をプレゼンテーションするブースが広々と設けられて。タイの伝統を感じさせるドレスピースやアクセサリーに、エッジィかつモードを融合させた最新ファッションがずらり。写真右下は「ルージュルージュ」というバッグブランドがイタリアの「コルト モルテド」とコラボした“CMRR BOMB”というクラッチ。こんな風に随所で新しいトレンドを発掘できる場になっているのが、急成長しているバンコクらしいファッションウィーク。