エディターズPICK 2018/3/8(木)

速報! ミラノ発、新生「サルヴァトーレ フェラガモ」に急接近

2018年2月、ポール・アンドリューが「サルヴァトーレ フェラガモ」ウィメンズのクリエイティブ・ディレクターに就任して、初めてのコレクションがミラノでお披露目された。ブランドを彩る、数多のアーカイブからインスピレーションを得た鮮やかなカラーパレットや、上質な素材使い、モダンなアティチュードに注目が集まったルックを、いち早く詳報。

2018-19秋冬「サルヴァトーレ フェラガモ」コレクション

1927年にブランドがスタートして以来初めて、ウィメンズ&メンズ合同で開催された「サルヴァトーレ フェラガモ」2018-19秋冬コレクション。元「サルヴァトーレ フェラガモ」ウィメンズシューズ・デザイン・ディレクターにして、2017年10月よりウィメンズのクリエイティブ・ディレクターに就任したポール・アンドリューと、メンズのデザイン・ディレクター、ギヨーム・メイアンによる、全68ルックが披露された。

2018-19秋冬「サルヴァトーレ フェラガモ」コレクションのファーストルック。ロングスリーブのシャツも、円を描くようなたっぷりとしたフレアスカートも、素材はすべて上質なレザー。

コレクションを象徴するファーストルックを飾ったのは、メンズライクなシャツにフレアスカートを合わせた、サンドベージュのワントーンスタイル。一見シンプルなコーディネートながら、実は上質なレザーだけで構成されたとびきり贅沢なアイテムに、カラーピンやガンチーニロゴのベルトがあしらわれた、イタリアの職人技やアーカイブ、ポール・アンドリューのモダンなアイデアが巧みにMIXされたルックに仕上がっている。

ムートン素材のポンチョ(左上)や、滑らかなスエードのコート(右上)、オーストリッチ×ナッパレザーのフード付きベスト(右下)など、“フェラガモ”流のグラムレジャーなアイテムが豊富に登場。ナチュラルなルックのなかで、車の工場で仕上げたメッキのヒール(左下)が、ソリッドな印象を与える。

フード付きのポンチョやブルゾンといったスポーティなアイテムにも、ムートンやイタリアンウールなど、最上級の素材をふんだんに使用。そのいっぽうで、ブロックヒールのメッキを車の工場でフィニッシュするという、ユニークなアイデアを取り入れる大胆さも兼ね備えた、ポール・アンドリュー流の新生「サルヴァトーレ フェラガモ」。

鮮やかなスカーフ柄に、オレンジ×ダークレッド、グレー×アクアブルーなど、自由な色彩のコンビネーションが、リュクスな素材に映える。

素材だけでなく、鮮やかなカラーパレットや色合わせの妙も注目のひとつ。アーカイブのシルクスカーフからインスピレーションを得た印象的なプリントアイテムや、差し色としてあしらわれた透明感のあるグリーンやブルー、オレンジで、センスあふれる大人の遊び心を添えて。

新しいアイコンバッグ“ステューディオ”(左上)のみならず、ベルト(右上)やロングブーツ(左下)にも“ガンチーニ”があしらわれて。

1969年にハンドバッグの金具として登場して以来、ブランドのアイコンとして知られる“ガンチーニ”も、ポールの新たな解釈によりブーツやバッグ、ベルトのバックルに登場。なかでも注目したいのは、働く女性にもマッチするトート型のレザーバッグ“ステューディオ”。ポール・アンドリューが初めて手掛けたハンドバッグは、スマートな印象ながら、どこかエフォートレスな雰囲気をまとったモダンなデザイン。ワークスタイルの憧れアイテムとしてウィッシュリスト入り確実! ブランドの歴史に新たな1ページを刻む新生「サルヴァトーレ フェラガモ」から、これからも目が離せない。

photo : GETTY IMAGES, IMAXTREE, SALVATORE FERRAGAMO

SHARE THIS ARTICLES

前の記事へエディターズPICK一覧へ次の記事へ

ELLE PR STORIES

注目ブランドをもっと見る

CONNECT WITH ELLE

エル・メール(無料)

メールアドレスを入力してください

ご登録ありがとうございました。

ELLE CLUB

ようこそゲストさん

ELLE CLUB

ようこそゲストさん
ログアウト