アンドロジナス・ルックの教祖! パティ・スミスの超絶ハンサムスタイル9選
世代を越えて憧れる、いつの時代も色褪せない往年アイコンのスタイルからおしゃれのヒントをピックアップ! 第24回目はニューヨークパンクの女王、パティ・スミス。美少年的ルックス&スレンダーボディで着こなしたメンズライクなロックファッションは多くのデザイナーのインスピレーション源になったほど。’70年代後半のクールなトランスジェンダースタイルを今のおしゃれスタイルに取り入れて。
1946年アメリカ・シカゴに生まれ、ニュージャージーの片田舎で育ったパティ・スミス。幼いころから空想と読書にふけり、ボブ・ディランの音楽に傾倒。子どものころから痩せ過ぎの体形にコンプレックスだったが、逆にそれが個性として存在感を発揮されることに。21歳でニューヨークへ渡り、後にパートナーとなる写真家ロバート・メイプルソープと運命的な出会いを果たす。1971年詩人としてデビュー、1975年にアルバム『ホーセズ(Hoses)』をリリースし、現在に至るまでニューヨークパンクを牽引する“パンクの女王”。メンズライクなジャケットやTシャツを無造作にこなす様は、彼女のアイコニックスタイル。「アン ドゥムルメステール」や「コム デ ギャルソン」といったブランドから、「プラダ」や「グッチ」といったハイメゾンまでさらりと着こなすあたり、天性のファッションセンスの持ち主。そんな彼女が'70年代に魅せたハンサム・シックなアンドロジナス・ルックをプレイバック!