エルとアルマーニがタッグを組んで開催する、ファッションとカルチャーとの深い関係について学べるスペシャルイベント「エル・セミナリオ」。毎回違った分野で世界的に活躍するゲストを招いた、探究心を刺激するトークショー型セミナー。9月9日（水）に行われた第2回目では、自ら原作・脚本・監督を手がけた映画『0.5ミリ』で世界的に脚光を浴びている新進映画監督の安藤桃子さんと、映画『0.5ミリ』や『百円の恋』で同じく世界から注目されている女優・安藤サクラさんが姉妹で登壇。「CINEMA、LOVE、FASHION」をキーワードにトークを繰り広げた。
 
今回、その安藤姉妹の魅力を凝縮した「エル・セミナリオ」オリジナルのスペシャルムービーを制作。タイトルデザインは安藤桃子が手がけ、「アルマーニ」で自らスタイリングする姉妹のオフショットやイベントでも聞けなかったトークも見どころ。

当日は姉妹ともに「アルマーニ」を着用。「刺繍のキャミソールはパンチがあって、コスチュームっぽいところが気に入りました。芸術として洋服を作っているので、逆にシンプルなブラウス1枚でも気持ち次第で着る人がドラマティックな主人公になれてしまうのがアルマーニ」という桃子さんに対し、「シルエットも色もシンプルなのに絶妙で、どこか自然や宇宙を感じさせてもくれて、自分の中で想像力をかき立てられる服でした」とサクラさん。

「サクラは生まれたときから自分が死んでも守るべき存在であり女神。次の小説を書いて映画にするときにどの役をやってもらうか、楽しみ」という桃子さんに、「私は私で姉にこっそり憧れ続けている。仕事は死に物狂いで吐き出していきます」とサクラさん。究極の姉妹愛・映画愛に会場はジーンとした空気すら……。世界的にもポピー＆カーラ・デルヴィーニュ、ダコタ＆エル・ファニング、ケンダル＆カイリー・ジェンナー、ベラ＆ジジ・ハディッドのように、同業界で活躍する姉妹が目覚ましい活躍をしている現在。お互いにインスパイアし合うシスターパワーの秘密を少し垣間見た気が。今後の活躍に大いに期待したい！