1998年、日本人デザイナー曽我部美加さんが帽子を逆さまにしてバッグへとリプロダクトしたことからスタートしたブランド「エバゴス（eb・a・gos）」。公式ホームページもなく、今までオンラインショップにも商品が並ぶこともなかった、このエクスクルーシブなブランドから、「エル・オンライン」20周年にあたってのみ、特別な祝辞アイテムが到着する！　
何と言っても「エバゴス」の魅力は、北欧や東欧のノスタルジックで優しい雰囲気溢れるデザインと、手なじみの良い素材選び。種類豊富な籐のなかでも紅籐という丈夫で長持ちする素材を選び抜き、すべて職人の手によって編み上げられたかごバッグは、ひとつとして同じものがなく、無骨で味わい深いものばかり。その希少性の高さや使い込むほどに色・つやが変化していく様子も注目される由縁だ。
隅々にまでクラフトの温かみを感じるプロダクトは、ディテールにまできめ細やかな心配りが散りばめられていて、作り手のこだわりも愛情もたっぷり。
 
そんななかから、今回「エバゴス」が手掛けてくれるのは「エル」の永遠のミューズであるジェーン・バーキンにオマージュを捧げるかのようなバケツ型のかごをベースにしたクラフトバッグ。そこにデザイナー曽我部氏自らが心酔する土地、ルーマニアで買い付けてきた6枚のアンティーク民族衣装のブラウスを配して、ブランドのクラフトスピリットと「エル」のエスプリを新しく解釈した限定バッグを作り上げる。

コラボ企画のために買い付けて来たブラウスは全6枚。刺しゅうで縫いこまれたアンティーク生地の紋様は手仕事の温かみが溢れ、ひとつとして同じものがないというのも魅力。1アイテムに1着のみ使用して、贅沢かつ唯一無二のバッグを完成させていく。「いつも心がけているのは“楽しい気分になれるバッグ”であること。デザインの遊び心だけでなく、使い勝手が良く機能も楽しめる仕掛けを加えていきます」（曽我部さん）

ルーマニアで愛され続けてきた歴史深い生地を裁ち、バッグに紡いでいく。ブラウスごとに異なる刺しゅうの表情を活かして、バランスを見ながらレイアウトを決めていく作業は一瞬一瞬が勝負！「刺しゅう部分をバケツ型のかごに縫み込み、余った身頃生地では布バッグを作ります。昔々のルーマニアで手をかけて刺しゅうされたものが形を変えて、輝き続けることに喜びを感じますね」（曽我部さん）
アイテムごとに若干異なるバッグのサイズやディテールに合わせて、世界にひとつのデザインが仕上がっていく。
 
かごバッグと布バッグをセットにした限定6アイテムの仕上がりは、6月28日（火）の発表までこうご期待！
この他、このバッグを購入した6名の方には、レザータグにイニシャルを刻印する、至れり尽せりのスペシャルオーダーサービスも実施予定。争奪戦必至のコラボアイテムを今からマークして！