エディターズPICK 2014/5/20(火)
2013/14 パリ―ダラス メティエダール コレクション

クリステン・スチュワートの素顔がのぞく「シャネル」の撮影現場を覗き見!

今年の「シャネル」のメティエダール コレクションのキャンペーンガールに選ばれたのは、女優クリステン・スチュワート。彼女のクールでアンドロジナスな魅力たっぷりのキャンペーンヴィジュアルとともに、とびきりキュートな素の表情も覗けるバックステージ動画とインタビューを公開。

-カール ラガーフェルドはどんな人でしたか?
 
クリステン:彼はファッション界においてだけではなく、アート界においても自分の役割を全うするために生まれた人だと思う。人が彼を怖がるとしたら、それは彼がそういうものを映し出すからというだけでなく、彼が成し遂げたもの、彼が手がけた全てのものに畏怖の念を感じるからだと思うの。もちろん、彼に会いさえすれば、彼が怖がるような人ではないことがわかるわ。彼は私の知りうる限り、あらゆる点において真のアーティストです。つまり、好きなことを行うことを選び、そうすることを必要として、そこに喜びを見い出すタイプの人。私はそういう人たちと仕事をしたいと夢見てきた。そして、カール以上にそういうことが上手な人はいないでしょうね。彼との仕事は、全てが呼吸のように自然で、彼は自分が求めているものが一瞬でわかる人だった。苦労した点は何もなく、撮影は順調に進んだの。彼は本当に素晴らしかった。
 
-ファッションの世界、たとえばファッションショーを経験してみて、映画やアカデミー賞と比べてどのような印象を持ちました?
 
クリステン:私は自分のあらゆる感覚を使ってショーを鑑賞し、音楽や空間の雰囲気を感じ取ることが好きなの。ショーは感情を揺り動かすものだと思うわ。コレクションを見ていると、まるで映画を見ているかのように、そこにはストーリーや背景があるのがわかるの。必ずしもファッションと関わってきたわけではないし、服を作っているわけでもないけれど、私が今の仕事に就いているのも、そんなエネルギーを傍で感じていたいから。映画の現場でもそんなエネルギーを感じることがある。素敵なショーを鑑賞したときは、まるで歴史的な瞬間を目撃したような感じだわ。私は「シャネル」のショーを2回見に行ったことがあるけど、どちらも素晴らしい経験になったし、コレクションのルックや好みのドレスがどれかということだけでなく、全体として、まるでひとつの物語が繰り広げられていくのを見ているような感じだったわ。
 
-パリ-ダラス ショーの雰囲気はどうでしたか? このコレクションから一番インスピレーションを受けたのはどこ?
 
クリステン:会場にいるゲスト皆が、まるで他の場所に、異なる時空に連れてこられたような気持ちになったと思う。でも、そこは自分の生まれた場所とどこかがとても密接なような感じもしたの。「シャネル」はフランスのブランドらしく、アートや歴史から沢山のインスピレーションを得ながらも、カウボーイハットのような「シャネル」とは結びつかないようなものを手がけて、やり遂げてしまうの! シックなだけでなく、エレガントで美しく、とてもクールだわ。

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