ウェス・アンダーソンによるカフェも！「プラダ」の展示場に注目

1993年に設立された「プラダ財団」の新しい展示会場が、2015年5月にミラノに誕生！　現代アートや建築、映画、哲学に関するさまざまなエキシビションを開催するスペースとして、1910年代に建てられた蒸留所に「ポディウム」「シネマ」「タワー」と名付けられた3つの新しい建造物を組み合わせて設計された同施設。オープンにあたって、古典彫刻に注目した「連続する古典（Serial Classic）」展が2015年8月24日（月）まで開催されるほか、アメリカの現代アーティスト、ロバート ・ゴバーやドイツの現代美術作家トーマス・デマンドによるインスタレーションが常設されるなど、多彩な企画が目白押しだ。

また、エントランスには「プラダ」のショートムービーの数々を手掛け、映画『グランド・ブダペスト・ホテル』などでおなじみのウェス・アンダーソン監督がデザインしたカフェ「バー・ルーチェ」を併設。古いミラノのカフェを再現したという、この話題のカフェを含め、伝統と新しいものが共存した革新的なスペースによってミラノへの注目がますます高まること間違いなし！