2014/9/3(水)
注目のビッグアウターはボクシーvs.マスキュリン
今シーズンのアウターは、なんと言ってもオーバーサイズのものをピックアップするのが正解。なかでもイチ押しは、“ボクシーでボリューミーなショート丈”と、“ドロップショルダー気味のマスキュリンなロング丈”の2タイプだ。それを証明したのが、スポーティをなニュアンスをとびきりモードに昇華した「アレキサンダー ワン」。メッシュ素材で仕立てたボリューム感満点のブルゾンをキャッチーに表現して話題に。またブランドのシグニチャーである構築的なコクーンシルエットのジャケットを提案した「バレンシアガ」は、アシンメトリーなデザインがモダンな印象。一方、昨年に続き、トランスジェンダーなマスキュリンスタイルがさらに進化するなか、「ジバンシィ」や「ドリス ヴァン ノッテン」に登場したオーバーサイズのジャケットコートは今秋冬のマストハブ。トラウザーを合わせて、成熟したハンサムウーマンなスタイルを完成させて。
Text:makiko awata Photo:IMAXTREE