今年はふらり＆さくっと国内旅に行きたいなと思っています。いちばんの候補地は瀬戸内地方で、直島を中心とする島々を巡ってアートとおいしいもの探訪をしたい。そんなことを漠然と考えていたら、銀座SONYビル内にある本屋「EDIT TOKYO」で偶然目があったのがこの本『ぼくらの岡山案内』。なんとランドスケーププロダクツの岡本仁さんと音楽家/プロデューサーの坂口修一郎さんが作っているおしゃれ岡山ガイドブックではありませんか！　岡山は私の父母の出身地なので、子供の頃、夏休みといえば母方の総社と父方の玉野市をはしごしていた馴染みのある県。ですが今まで特別フィーチャーされてきたイメージはなかったような。最近は移住者が増え、おしゃれなお店も増えているという話は聞いていました。そして去年「岡山芸術交流 2016」が開催され、にわかに注目を集めているんですね！

帯紙が付いた状態はこちら。まさに“岡山はおだやか”ですね。岡山のイメージは何だかぼんやりしている、と書いてありますが、たしかに岡山についてぽんぽんキーワードが出てくるかといえば自信がありません。岡山といえば桃太郎ときびだんご。名産は白桃（激ウマ！）、マスカット、ままかり、藍染め（デニムが有名）、そして備前焼。名所は後楽園、倉敷美観地区、パワースポットの吉備津彦神社（近くに古墳もある）、渋川海水浴場。誰もが答えられそう？　でも私もこれぐらいしか知らないかも(笑）。

でもこの本は“今”からマニアックな岡山までがいろいろ紹介されています。文章多めでお二人のエピソード含めてリコメンドされているところが面白い。そして食べ物屋さんがどこもおいしそう！ちなみに絶対に行きたいと思ったのはここに載っているあのお寿司屋さん（同時に食べログもチェック）。我が家は一気に岡山旅モードです。