モデルやアーティストとして活躍するチェリーさんは、エル・オンラインの“スタイルインサイダー”のニューフェイス。マーケティング会社の代表や、書道をベースにしたカリグラファーとしての一面ももつ“スラッシャー”だ。今回初めて「ニナ リッチ」に触れた彼女。滑らかなラムレザーに、発色豊かなオレンジが鮮やかな“イリゾール”のスモールサイズをコーデの主役にコーディネート。
 
「英語の慣用句で“Cherry Picking（チェリー ピッキング）”という表現があって、『良いものを厳選する』という意味があるんです。このバッグを持つとまさにそんな気分に浸れそう。よく美術館に行くのですが、パンフレットを入れるのにちょうどいい大きさですね。マチのないスタイリッシュなデザインや、手に吸いつくようなレザーのソフトな質感も、感性を刺激してくれます」
 
バッグを引き立てるべく、「ニナ リッチ」の2017春夏コレクションより、ストライプのシャツドレスを合わせてセレクト。
 
「シルエットといい裾のゆれ加減といい、素晴らしいですね！　ベルトや襟の後ろについてるヒモを自由に結んだり、フロントのボタンの開閉で印象が変わるのも楽しいデザイン。私物から最近お気に入りのファーの帽子と、バッグと同じカラーのスリップを差し色にしてみました」
 
母親の祖国スペインにもベースがある彼女にとって、バレンシアオレンジのような朱赤は魅力をアップさせるラッキーカラー。2017年は新たなシグネチャーバッグが、スタイリングの決め手になりそう。