ヘルシーレシピ 2014/5/28(水)
Aloe Vera Recipe

「アロエベラ」のネバネバが肌を潤いで満たすという事実

庭先に生えていたり、家の中に鉢植えがあったり……。日本人にとってもなじみの深い「アロエ」。このポピュラーな観葉植物を、管理栄養士の柴田真希さんは、美肌食材としてフォーカス! 肌に潤いをもたらし、免疫力をアップする「アロエ」の実力に迫る。

>
<

1/2

見逃せない「ムコ多糖類」の働き

“果汁を塗るとやけどが治る”というおばあちゃんの知恵としてもおなじみの「アロエ」。乾燥にも強く育てやすいため、庭先や家の中にアロエがあったという人も多いのでは。観葉植物として知られているのは「キダチアロエ」という種類だが今回フォーカスするのは、根元から葉が成長する食用タイプの「アロエベラ」。厚い葉を切ると、中にあるぶ厚い果肉から、ネバネバした果汁がしたたり落ちる。このネバネバの正体は「ムコ多糖類」という成分で、肌の修復機能や免疫力を高める働きがあることが認められている。さらに女性が知っておきたいのは、細胞の間で水分を貯蔵する働きを担うということ。ネバネバによってできる膜から皮膚の内側に浸透し、みずみずしい潤いに満ちた肌が叶う。このほか、アロエの葉の表皮部分に含まれる「アロイン」には、胃腸を活性化する作用があるとされるが、葉は驚くほどの苦味が。葉の成分を摂るなら、ジュースやエキスなどで薬と思って摂取して。

  • 食感を楽しむ「アロエ」のレシピ   

    ■アロエとあさりのガーリックスープ
    ■アロエとまぐろのタルタル
    ■アロエとチキンのココナッツ揚げ
    ■アロエのガスパチョ風リゾット
    ■アロエとりんごのコンポート

    レシピは  ⇒こちら   

    「アロエベラ」は大手スーパーなどの青果売り場で入手可能な場合が多いので、最寄りの店舗で尋ねてみて。インターネットで生産者情報も得られるので、取り寄せも可能。

  • 柴田真希さん

    Maki Shidata/管理栄養士・フードコーディネーター、漢方スタイリスト。「Love Table Labo.」主宰。栄養カウンセリング、食品の企画・開発・営業などの業務に携わったのち、さまざまな食のプロたちを組織化し「Love Table Labo.」を設立。レシピ開発や食のコンサルティングのほか、飲食店のメニュー開発や調理指導なども行う。「日本スーパーフード協会」ではアドバイザーとして、スーパーフードの啓蒙に努める。著書に『たっぷりごはんとシンプルおかず おなかやせ定食』(主婦の友社)、『女子栄養大学の雑穀レシピ』(PHP研究所)ほか。
    Love Table Labo. http://www.love-table-labo.com/
    公式ブログ http://ameblo.jp/makitchen/

「「アロエベラ」のネバネバが肌を潤いで満たすという事実」トップへ

photo : Toru Oshima  styling : Yumi Suwaki  cooking : Maki Shibata
Special Thanks :  Japan Superfoods Association

SHARE THIS ARTICLES

前の記事へヘルシーレシピ一覧へ次の記事へ

CONNECT WITH ELLE

エル・メール(無料)

メールアドレスを入力してください

ご登録ありがとうございました。

ELLE CLUB

ようこそゲストさん

ELLE CLUB

ようこそゲストさん
ログアウト