2013/4/25(木)
パリのネイルサロン事情に新ウェーブ
「おしゃれで洗練された女性は爪先まで美しい」というのは、日本ではすでに定着している概念。だからこそ、華やかなネイルアートやジェルネイルが人気を博しているけれど、ここファッションの都、パリではネイルへのアプローチはちょっと違う。「フレンチネイル」と呼ばれるように、ピンクベージュ×白のナチュラルなネイルや、赤やボルドーなどのセンシュアルな色の単色塗りなど、あくまでシンプルなカラーをサロンに通わずセルフネイルで楽しむという人も多い。そのため、なかなかハンドケアやネイルケアを丁寧にしてくれるサロンが見つからない……というのが、パリ在住や出張などでパリに滞在することの多い日本人女性にとって悩みの種だった。
そんな日本人女性はもちろん、ネイルにはややコンサバティブな考え方のパリジェンヌたちの間で話題になりつつあるのが、この3月にリニューアルしたばかりのパリ・マレ地区にある百貨店BHV(ベー・アッシュ・ヴェー)の1階に満を持してオープンしたネイルバー「ザ・ネイル・キッチン(THE NAIL KITCHEN)」だ。